V6三宅健の抜け目ない処世術に賛否「生き残りに必死すぎて無理」

デイリーニュースオンライン

V6オフィシャルサイトより
V6オフィシャルサイトより

 果たして、本当の三宅はどっちだ!? 16日に日本テレビ系列で放送された『行列の出来る法律相談所』に出演したV6の三宅健が語った逸話が話題を呼んでいる。

『長く仕事をつないでる人が本当は教えたくない処世術を紹介しますSP』と銘打たれたこの回の放送で、三宅健は24時間テレビのメインパーソナリティとして、Hey! Say! JUMPの高木雄也と共に出演。同じくゲストである俳優の坂上忍や、お笑い芸人の福田彩乃などに続いて、自らの処世術を披露した。

処世術は礼儀を大切にすること

 VTRの冒頭で、同じくV6のメンバーの井ノ原快彦から、大御所女優である泉ピン子に「ピンちゃ~ん、肌キレイじゃん」と話しかけたという驚愕の事実を明かされ、同じくメンバーである坂本昌行が「人との距離の近づき方のスピード、ハンパじゃないじゃん。懐の入り方」と語るなど、天性の人たらしであることが語られた三宅の処世術は、なんと『礼儀を大切にする』というもの。

 昨年の紅白歌合戦で、演歌歌手の伍代夏子のバックダンサーを務めた際、「伍代さんの後ろで踊らされてる」と緊張のあまり失言をした上、さらに本番のダンス中にも草履が脱げてしまうという大失態を犯した三宅は、その後伍代にお詫びの手紙を出し、それを受けて伍代もラジオ番組で「今どきの若い人にしてはとても律儀な方」と語ったというエピソードを披露した。

 もともと、こうした礼儀を重んじるようになったのは、かつて日本テレビ系列で放送されていたバラエティ『伊藤家の食卓』で共演した俳優、伊東四朗の影響だという。6年前の正月に伊東の家に食事をしに行く約束を取り付けた三宅は、手土産を買うのに手間取り1時間遅刻。その後電話で、到着する1本前の電車まで伊東が駅で待っていたということを知った三宅は、翌日にメールで伊東に謝罪したが、「気にするな! 待つ方は何も辛くない。待たせてしまったお前の方が、申し訳ない気持ちになって辛いはず。だから謝らなくていい」と伊東は快く許してくれたという。それ以来、三宅は伊東のような大きい人間になろうと決意したというのだ。

 そんな三宅の逸話を聞き、賞讃モードになりかけていたスタジオだったが、そこに水を差したのが坂上。「手紙はV6作戦なんじゃないの?」と三宅にカラみ出すと、自身がV6の井ノ原と初めて仕事をした際に、同じように直筆の手紙をもらったことを明かすと、「何か今見てたら『あれ? V6この作戦使ってんのか?』と」と、手紙を送るのがV6共通の方針ではないかと疑義を唱えたのだ。

 これに対し、三宅は「作戦じゃない、心、心!」と否定したが、さらにお笑いコンビ・フットボールアワーの後藤に「楽屋に便箋置いてある?」とツッコまれるなど、せっかくの感動秘話がイジられて台無しとなってしまった。

 これに対してネット上では、「三宅くんと伊東四朗のエピソードいい話すぎ」「三宅健の真骨頂が垣間見れた」という肯定的な意見がほとんどだが、「三宅が必死すぎて無理」「あんた少なくともテレビの仕事はまともに貰ってないだろ」という否定的な意見も見られ、今まで自由人キャラでやって来た三宅がいきなり律儀な男ぶる、という事に違和感を抱く層も確実にいるようだ。

 V6と言えば全盛期は三宅と森田剛の2枚看板というイメージだったが、近年はニュース番組のキャスターやバラエティの司会を精力的にこなす井ノ原、大河の主役も務めた岡田准一の2人に人気が集まり、森田と三宅に関してはかなり露出が減ってしまっているのが現状だ。

 ここのところ、24時間テレビの番宣として様々な番組に出る三宅だが、こうした新たなキャラを打ち出し巻き返しを狙っているのだろうか。元々の天衣無縫なキャラクターが多くのファンを魅了してきただけに、ここにきてのキャラ変更は無理があると思うが……。

 それとも、今までのそうしたキャラが作られたもので、律儀な方が本来の三宅なのか。いずれにせよ、三宅がここで再ブレイクできることを祈ってやまない。

(取材・文/阿佐美UMA)

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