極上ジューシーな「日本三大和牛」全てのルーツは但馬牛だった? (2/2ページ)

Suzie(スージー)

■3:日本でも海外でも愛される“神戸ビーフ”

いうまでもなく、神戸は日本と外国の文化が出会った地。まだ日本で食肉の文化がなかったころ、神戸で但馬牛を食べたひとりのイギリス人からそのおいしさが広がり、いつしか「神戸ビーフ」として有名になったのです。ハリウッドスターや世界中の政治家、世界中のセレブにも人気で、オバマ大統領も来日した際に「神戸ビーフが食べたい」とオーダーしたのだとか。

そんな神戸ビーフの特徴は、細かく入り込んだサシと、上品な甘味のある赤身。

そして兵庫県産の但馬牛のうち、細かい基準を満たしたものだけが神戸ビーフと呼ばれます。

但馬牛は食用には最高の資質に恵まれた品種で、性質も温順。そんな但馬牛を大切に育て続けているからこそ、世界中に愛される神戸ビーフがあるわけですね。

松阪牛も近江牛もルーツは但馬牛。そして神戸ビーフも但馬牛のうちの一部。日本の三大牛のルーツは但馬牛にあるんですね。

(文/料理家・まつながなお)

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