無自覚にやってる人多し!将来子どもが「挨拶できない子」になる親のNG習慣5つ (1/2ページ)
我が子には“みんなに愛され好かれる子”に育ってほしい、と誰しも願うものですよね。でも、挨拶しない子は感じが悪い印象を持たれ、好かれることはまずありません。
大人になっても挨拶マナーができていない人は人とのコミュニケーション能力に欠けているとみなされてしまいます。
そこで今日は、『1人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』の著者の立石美津子が、子どもに挨拶の習慣を身につけさせるために普段親が気をつけるべきことについてお話します。
■人は「第一印象」が9割です
“人は見た目が9割”と言われるように、人間の脳はパッと見た第一印象で相手を判断するものです。“パッと見”とは服装だったり顔だったり。その中で初めて会った相手に“笑顔で挨拶”ができることも第一印象を左右するとても重要なことだったりします。
むしろ、笑顔できちんと挨拶ができたら、服装が多少センスがなくたって人から愛されるのではないでしょうか。
■子どもの「挨拶の手本にならない」5つのNG習慣
我が子に正しい挨拶を身につけてもらうためには、まずは一番身近な親が挨拶の手本とならなくてはなりません。普段ついこんなフレーズを言ってはいませんか?
(1)なんでも「すみません」
ハンカチを拾ってもらっても「すみません」、ファミレスの店員にオーダーするときも「すみません」、遅刻したときも「すみません」の一言で済ませていませんか?
この場合の“すみません”には“感謝”“依頼”“謝罪”の3つの意味がありますが全て“すみません”ではよくありません。
日本には謙遜の美徳もありますが、誰かに何かしてもらった時のお礼の言葉は「有難うございました」が的確です。
又、謝罪する時も起こしてしまった内容や相手が目上だった場合は「ごめんなさい」や「すみません」では不十分。深い謝罪と相手への敬意を込めて「申し訳ございませんでした」と使うことも必要です。こんな親の緻密な言葉遣いを聞いて子どもの語彙は豊富になります。
(2)なんでも「あら~」「どうも~」
ママ友にスーパーでばったり。