日本で50人以下の名字ってこんなのがあるぞ!「四月一日」 (1/2ページ)
日本で一番多い名字は「佐藤」だといわれています。名字検索サイト『名字由来net』によると、佐藤姓の人は全国で約205万5,000人いるのだとか。では、反対に数の少ない名字はどんなのがあるのでしょうか?
■珍しい名字のオンパレード!
「名字由来net」が公開している名字ランキングの、「50人以下の名字」を調べてみました。その中からピックアップしてご紹介します。
●「大蜘蛛」さん……全国に約50人
「おおくも」「おおぐも」と読みます。美濃の国(現在の岐阜県)が発祥といわれています。
●「指輪」さん……全国に約40人
「さしわ」と読みます。「ゆびわ」とそのまま読んでしまいそうですね。
●「途中」さん……全国に約40人
「とちゅう」だけでなく「みちなか」という読み方もあります。岩手県、北海道に見られる名字なんだそうです。
●「砂糖」さん……全国に約40人
「佐藤」ではなく、正真正銘の甘い方の「さとう」さんです。砂糖屋の屋号がルーツとされています。
●「回り道」さん……全国に約30人
「まわりみち」や「まはりみち」という読み方をする名字。和歌山県にある地名がルーツとなっており、和歌山県や兵庫県、神奈川県に見られるそうです。
●「微笑」さん……全国に約30人
「ほほえみ」「びしょう」と読む名字です。長崎県や佐賀県、また埼玉県にも少数見られる名字なんだそうです。
●「無敵」さん……全国に約30人
これはそのまま「むてき」さんです。長州征伐で奮戦した餅屋が、高杉晋作から功績をたたえられ送られた名字が由来とされています。
●「秀吉」さん……全国に約30人
「ひでよし」と読む名字。広島県に見られる名字だそうですが、思わずあの有名武将を思い浮かべてしまいますね。
●「御薬袋」さん……全国に約20人
「おくすりぶくろ」ではなく「みない」と読みます。山梨県にあった薬袋村がルーツとされています。
●「素麺」さん……全国に約20人
そのまま「そうめん」と読みます。宮崎県や富山県に見られる名字で、「素麺」を扱う職業がルーツという説があるそうです。