テラスハウス地上波放送決定で相次ぐフジテレビ批判

デイリーニュースオンライン

画像はフジテレビホームページより
画像はフジテレビホームページより

 世界50カ国以上で6500万人強の会員を抱える動画サービス「Netflix」。同サービス内において、9月1日より配信されている人気番組『テラスハウス』の新シーズン「TERRACE HOUSE BOYS & GIRLS IN THE CITY」が、フジテレビ系で地上波放送されることが決定した。

 新シーズンでは、明治学院の大学生にタップダンサー、美容師、モデルと様々な男女が集まったのだが、早々にヤラセ疑惑が浮上したり、出演しているメンバーがほぼタレントの卵ということが発覚したりと、番組人気は右肩下がりといわれている。

 さらに、過去に出演していたメンバーの人気は番組終了後長くはもたず、俳優を志している菅原哲也、歌手のchay、モデルの今井華、元キックボクサーでタレントの宮城大樹など一時は芸能界で話題になったものの、最近ではメディアで目にする機会もほとんどなくなってしまった。

 そこへきて、フジテレビは地上波放送を決定。視聴者はNetflixで新シーズンが決定した時点で地上波放送の可能性に薄々気づいてはいたが、難色を示す声が相次いでいる。ネットでは、

「ずっと思ってたけど、これどんな奴が見るの? 見ていて残念な気持ちになる」
「またヤラセハウススタートするのか…。フジテレビも何を考えてるんだか」
「タレントの卵からしたら、こういう番組っていいかもしれないけど、過去メンバーの今を見てどう思ってるんだろう」
「映画化もサブいと思ったし、もうお腹いっぱいなんですが…」

 と、放送前から危うい空気が漂っている。

 今年2月に公開された映画『テラスハウス クロージング・ドア』が、観客動員94万人、興行収入13億円と大ヒットを記録したのは事実だが、かつてはドラマ、バラエティと人気番組を連発したフジテレビが、ひとつのコンテンツにしがみつくのはなんとも悲しい事態といえるのではないだろうか。

(文/田中ふさ子)

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