息子が大麻で逮捕! 元チェッカーズのリーダーがとったけじめに賛否

デイリーニュースオンライン

写真はオフィシャルサイトより
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 元チェッカーズのリーダー・武内亨(53)の長男(21)と次男(18)が共に大麻取締法違反で逮捕された。9月30日の一報では、無職・武内健太容疑者が、高校3年生の少年に大麻を譲り渡したとして逮捕。高校生の少年も逮捕されて、「小遣い稼ぎに売った」と供述しているとだけにとどめられていて、彼らの両親が武内亨だとは明らかになっていなかった。

 だが、9月30日深夜、武内本人が自身のブログで、「ご報告」と題し、「オレの長男と次男が大麻取締法の容疑で逮捕されました」と報告。さらに自身のTwitterでも、【拡散希望】とブログのURLを投稿。有名人の子どもが不祥事を起こした場合、通常報道されるまでは発表しないことが多く、異例のケースで注目を集めた。

発表に対する世間の反応

 武内のこの行動は、軽率だと批判を浴びる結果となってしまった。次男が通っていた高校や、他の逮捕者が出た場合、特定される危険性が高くなったからだ。これから起きることを想定せず、一方的に公表したことが反感を買ったが、芸能ライターの中には好意的に解釈する人もいる。

「三田佳子(73)や中村雅俊(64)など、芸能人の子どもが薬物で逮捕されるケースは多々ありますが、世間に大々的に報道されてからの記者会見を開きます。それも、謝罪というよりは、自身の子どもをかばう釈明になりがちです。そんな中、今回武内は世間に自ら発表し謝罪したことで、芸能人の親としてけじめをとっており、その点は評価できると思います」

 10月6日発売の「FLASH」(光文社)では、武内が息子の異変に気づけなかった悔いを激白。二人に対し、「オレはちょっとのことでは助けない。でも絶対に見捨てない」と、弁護士を通じて伝えたそうだ。

 武内は前述のブログ記事内でも、

「二人をちゃんと迎え入れられる状況を作り、そして、二人と向かい合って再スタートをするために、オレはこのまま頑張って行こうと思ってます」

 と、自身の今後を発表している。

 実際にTwitterでは、いつも通りファンとの交流やイベント告知を行っている。逮捕された息子たちの話題はほぼなく、世間を騒がせた責任に関しては、ブログでの謝罪で終わったと、いうように──。

 この件に関して一部芸能関係者は、厳しい指摘をする。

「今回の事件は、息子が大麻の売り子側だったということが大問題です。彼らは一般の子どもにも麻薬を拡散させてしまった。もちろん、生活のために芸能活動は大切ですが、謝罪だけではなく、やはりしばらくは芸能活動を自粛して、ことの成り行きを見守っていてもよかったのではないでしょうか」

 息子たちの犯罪に関しては、早々に謝罪をした武内だが、果たしてこれで幕引きでいいのだろうか。一般の子どもをも巻き込んでしまった武内の息子たちの犯罪は、まだまだ波紋を呼びそうだ。

(取材・文/タナカアツシ)

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