西内まりや「ゴリ押し」戦略が空回り…“第二の安室”化計画に批判殺到 (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

 じっくりと腰を据えて実績を築き上げることなく、あれもこれもと手を出していれば「ゴリ押し」「ウザい」と嫌われるのは当然。西内のメイン支持層はモデル時代の女性ファンだが、それをおざなりにして歌手や女優に強引に移行しようとすれば無理が生じる。

 それは誰でも分かりそうなものだが、なぜこのようなゴリ押し戦略をとっているのだろうか。

「西内が所属するライジングプロダクションは2014年、圧倒的な稼ぎ頭だった安室奈美恵(38)が待遇に不満を抱いて独立。窮余の策として計画していたSPEEDの再結成も、上原多香子(32)の夫が他界した騒動で立ち消えになってしまった。打つ手のなくなった同事務所は西内を『第二の安室』として育て上げることを画策し、各方面にゴリ押しするようになった」(芸能関係者)

 事務所の苦境が絡んでいたという事情は理解できるが、ファンの支持が追いついていない。明らかに作戦が空回りしているように思えるが……。

「現在の西内の戦略方針を決めているのは、安室を育て上げたライジングプロの平哲夫社長。平社長は安室の成功を引きずっているため、同じように西内を歌手として華々しく売り出したいという気持ちが強い。安室も当初は女優業と歌手を両立させ、平社長の猛烈な売り込みでブレイクしたので全く同様の戦略です。しかし、西内が安室と同レベルの素材なのかは疑問ですし、時代も違う。ですが、業界内には平社長に恩義のある関係者が多いため、ゴリ押しがまかり通ってしまう」(前同)

 メディアの力が圧倒的だった90年代ならいざ知らず、現代では一方的な消費者への「押しつけ」は嫌悪感を増すだけ。西内本人の実力的な問題もあるだろうが、彼女が「ゴリ押し」と嫌われる理由は時代錯誤な事務所戦略が大きな要因になっているようだ。

(取材・文/夢野京太郎)

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