NHK紅白司会はSMAPとタモリで決定か…芸能マスコミのリーク合戦が本格化

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写真はNHKのHPより
写真はNHKのHPより

 今年も残すところ少なくなってきた。毎年この時期になると、NHK紅白歌合戦の出場者や司会の話題が芸能メディアを賑わすようになる。今年もさまざまな「噂」が出始めているようだ。

 10月13日発売の週刊女性(主婦と生活社)では、紅白の司会候補の最右翼としてSMAPとタモリを挙げている。タモリについては、某スポーツ新聞でその名前が挙がったというだけの根拠のようだが、SMAPに関しては、週刊女性独自の根拠を提示している。

「のど自慢」でみせた安定の素人いじりが高評価

 まずは、昨年まで5年連続で司会を務めてきた“国民的アイドル”嵐のスケジュール問題。記事によれば、今年の嵐は年末27日までコンサートの日程が詰まっており、司会のための準備期間が圧倒的に足りない、ということらしい。しかし、芸能ライターの1人は反論する。

「スケジュールうんぬんよりも、さすがに5年連続では芸がなさすぎる。視聴者も飽きている。それが理由だと思います」

 そんな嵐に取って代わり、今年の紅白司会はSMAPになると週刊女性は主張している。その根拠として、SMAPの面々が、今年、“番組開始70年の顔”として『のど自慢』に初出演を果たしたことを挙げている。記事ではNHK関係者の話として、出演者の素人相手に場を盛り上げる手腕は嵐以上だと、その評価は局内でうなぎ登りなのだという。

 とはいえ、それもあくまで「推測」に過ぎない。芸能評論家の1人は、実際のところ誰も望んでいない紅白ネタを毎年のように垂れ流す芸能メディアに対して、次のように苦言を呈する。

「結局、御用メディアということでしょう。いまどき、紅白の司会が誰になるか気にしている芸能ファンなど皆無といっていい。それをこうも毎年取り上げる芸能メディアの姿勢は、読者・視聴者不在の、NHKやジャニーズ事務所におもねるだけであり、御用メディア以外の何者でもない。こういうことを続けていては、テレビ離れはますます加速していくだけだと思いますよ」

 紅白の司会。たしかに、どうでもいい話題かもしれない。

(文・小林靖樹)

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