五郎丸ポーズから見る「メンタルコントロール」の重要性 (1/2ページ)

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五郎丸歩オフィシャルブログより
五郎丸歩オフィシャルブログより

DJあおいの「じゃあ言わせてもらいますけど」

 ラグビーW杯イングランド大会で大活躍し、一躍時の人となった五郎丸歩選手。今回のブームをDJあおいはどう分析するのか──。

 ラグビーワールドカップの日本代表の活躍、凄かったですねぇ。予選プールを三勝一敗と大健闘。残念ながら決勝トーナメントには行けなかったものの「史上最強の敗者」と海外から称えられたりして今回のワールドカップに確実に爪痕を残してきたと言えるんじゃないでしょうか。

集中力を高めるルーティン

 中でも話題になったのが五郎丸選手のペナルティキックやコンバージョンキックを蹴るときのあの祈るようなルーティンですよね。毎回同じ動作をして習慣を味方につけ集中力を高めるというメンタルコントロールですね。「集中力を高める」というと「うおー! 負けないぞー!」とか「気合いだ! 気合いだ! 気合いだーーー!」とか、力を入れることを想像してしまうのですが逆なんですね。

 集中力を高めるためには「力の抜け具合」が必要なものでして、いかにリラックスできるかにあるわけです。サッカーの長谷部誠選手の言葉を借りるなら「心を整える」ってやつですね。そのためのルーティンというわけです。

 この五郎丸選手のルーティン。代表チームを陰で支えてきたメンタルコーチの荒木香織さんと作り上げたものなのだそうで、当初はワールドカップに同行する予定はなかったけど選手達の強い要望で急遽荒木メンタルコーチが渡英したのだとか。それほど選手達から信頼されていたメンタルコーチなんですね。

 エディHCが代表選手に課した「世界一過酷な練習」も荒木さんのメンタルのケアがあってこそ達成できたのかもしれません。エディHCが父親だとしたら荒木メンタルコーチは母親のような存在だったのでしょうか。そう思うと日本というチームはひとつのファミリーだったのかもしれませんね。

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