本当に理想の夫? 北斗晶の闘病で株を上げた佐々木健介の“ウラの顔”

デイリーニュースオンライン

佐々木健介オフィシャルブログより
佐々木健介オフィシャルブログより

 元女子プロレスラーの北斗晶(48)が10月30日から、乳がん摘出後の抗がん剤治療に入った。半年間に約8回ほどの治療を受けるといい、北斗晶は同日に再入院した。北斗晶の闘病は各メディアで大きく取り上げらているが、それに伴って世間で株を上げているのが夫で元プロレスラーの佐々木健介(49)だ。

 最近は北斗に代わってメディア露出し、妻を献身的にサポートする“良き夫”としての顔がクローズアップ。いつもニコニコ笑顔で子煩悩というキャラによって、巷の女性の間では「理想の夫」との声が高まっている。だが、かねてからネット上では健介に暴力的で陰湿な「裏の顔」があると指摘が。それを裏付ける証言が業界関係者からも上がっており、ギャップに驚愕する人が続出しているようだ。

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後輩レスラーが「犯罪の域」と語った陰湿イジメ

 現役時代の健介は「シゴキの鬼」だったことで有名。猛烈なシゴキについて行けずに辞めていった新人は数知れない。といっても、スポーツ界でシゴキは日常茶飯事であり、それは先輩からの愛のムチともいえる。

 しかし、健介のシゴキは常軌を逸していた。それを裏付ける告発をしたのが、健介の団体に所属していた若手プロレスラーの・西川潤(28)だ。

 西川は2013年に自身のブログで、試合開始前に健介に呼び出され「人がいないのを確認すると、思いっきり殴りかかってきました。髪を鷲掴みにされ、コンクリートの壁に頭を打ち付けられました」と暴行被害を受けたことを公表。暴行される理由は全く身に覚えがなかったという。

 また、西川はデビュー直前に背骨を折る重傷を負っていたが、これも健介が関係していたという。練習中に健介の愛弟子・中嶋勝彦に今までやったことのない技の受け身をさせられ、西川は背中を強打。息が詰まって動けなくなっていると、健介に「立てコラ! 骨が折れてるわけじゃねぇんだから、やれ!」と髪をつかんで立ち上がらされ、同じ技で10回も投げられたという。この時、すでに背骨は圧迫骨折していたそうだ。

 学生時代はレスリング部で体育会系のシゴキに慣れていた西川だが、これは「犯罪の域にまで達していた」と感じたという。だが、健介はもちろんのこと北斗からも「先輩の言うことは絶対の世界だから、先輩に逆らうようなことはするなよ」 と言い含められただけでフォローなし。最終的に彼は団体から一方的に引退を発表されている。

 これだけなら単に練習についていけなかった西川が恨みつらみを書き殴っただけの可能性もある。しかし、健介の団体は小規模にもかかわらず、7年間で5人も新人の退団者を出していた。

 また、健介は新日本プロレス在籍時も後輩の評判が非常に悪く、元力士の安田忠夫は吉田豪氏によるインタビューで「当時、新日本の合宿にいた人間で佐々木さんのこと好きな人間、誰もいないです」と証言。元新日本の練習生で格闘家の菊田早苗も「(健介が)いい人だっていうのもちょっとなぁって思っちゃうな……」「『健介さん、すごい理想なんですよね』みたいなことを言ってる女の子がいたら絶対おかしいと思う!」と語っている。

「あれは殺人事件だった」…練習生死亡を仲間が告発

 健介の悪評の極めつけは、根強くささやかれている「殺人疑惑」だ。

 1995年1月、健介が指導していたスパーリング中に新日本の練習生(当時22)が脳挫傷で事故死。これをレスラー仲間だった故クリス・ベノワが自伝で「あれは殺人事件だった。危険なスープレックス(投げ技)を何度も繰り返し、危険な角度で頭から落としていたらしい」と伝聞ながら記し、名前を伏せつつも「犯人」が健介であると告発している。

 警察は「事故死」と判断しており、健介に刑事責任が生じたわけではない。

 だが、事件直後に当時現場監督だった長州力が「お前らとんでもないことをしちまったな。分かるかコラ! やった意味が分かるのかコラ!」と叫んでいたとの証言もある。業界内の健介の評判が悪いこともあり、シゴキの範疇を超えた事件だったとの声はいまだに絶えない。

 そんな数々の衝撃的な過去を持つ健介だが、北斗と結婚してからは「丸くなった」との評判も。改心したのであればいいが、テレビカメラの前で恐ろしい顔が出現してしまったことがある。

 佐々木は2011年にドッキリ番組に出演。妻の北斗が目の前で傷害容疑で逮捕されるというドッキリだったが、佐々木は警察役の仕掛け人を相手に机を叩いて「いい加減にしとけよ、おめぇよ」「調子に乗るなよ、コラ」などと威嚇。妻を守るための男気ある言動という見方もあったが、一部視聴者からは「目が怖すぎる」「本当は凶暴なんだな…」などと驚きの声が上がった。

「健介の人望のなさは業界でも屈指です。それは晴れの引退パーティに本来なら盟友である武藤敬司や蝶野正洋らが出席しなかったことでも分かります。レスラーを引退したのも、新人をイジメすぎて興行を打てるほどの選手数が確保できなくなり、人望のなさによって自身の他団体参戦オファーも減少していたことが最大の要因。それを隠して夫の引退劇を美談に仕立て上げた北斗の商才は大したものですけどね」(プロレスライター)

 あの笑顔の裏に恐ろしい素顔があるのだとすればゾッとしてしまう話だが……。

(取材・文/佐藤勇馬)

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