お笑い芸人のエドはるみが、慶應義塾大学の大学院への進学を発表した。専攻は人材育成プログラム。芸人に関係あるようで関係ないようにも見える専攻内容だが、芸能界には自身のキャリアアップや表現の可能性を高めるため、学問を志す人もいる。今回は、芸能をしながら研究の道に進んだ芸能人を紹介する。

●たかまつななはなんと東大大学院だが、市民講座的位置づけ
お嬢様芸人のたかまつななはなんと東京大学大学院進学をブログで発表。だが修士卒になるわけではなく、市民講座的な扱いになるようだ。進学先は情報学環教育部。一般市民に開かれた講座で、現在、慶応義塾大学在学中のたかまつななは、Ｗスクールだと話している。慶應を卒業し、東大大学院に進んだわけではないが、それでも学外の人は授業料が必要な、東大の講義を受講中だ。

●高卒から早稲田の大学院へ！？秋吉久美子がすごい
女優の秋吉久美子は、早稲田大学の大学院に合格し、卒業。ただし、入学時点では彼女は高卒だった。高卒でも、論文を提出すれば大卒相当だとみなしてくれるのが早稲田の大学院の魅力。社会と表現について論文を書いた彼女は見事大卒相当と判断されて合格。なんと総代で卒業するほど優秀な成績をおさめた。

●エドはるみは慶応義塾大学院に合格
女性ピン芸人のエド・はるみも、慶應義塾大学の大学院に合格。こちらは修士課程で、卒業したら修士となる。システムデザイン・マネジメント研究科で、「人材育成プログラム」を研究予定。もともと、エドはマナー講師などの職歴があり、社会人スキルは高そうだ。なので、今回の研究を活かして、社会や芸能界にどのようなグーな価値を提供してくるかは見所だ。

●アグネスチャンの立派な経歴
アグネスチャンは、芸能でブレイクした後、1989年にアメリカ・スタンフォード大学に進学。しかも博士課程だ。現地で次男を出産するなど、かなりハードな研究生活だったのは容易に想像がつく。1994年には教育学の博士号を取得。博士論文は出版されるなど、大きな話題を呼んだ。すばらしすぎる経歴だ。しかも芸能でブレイクしたあとの経歴なのだから恐れ入る。

●さかなクンは名誉博士
最後は、すこし異なるがさかなクンだ、さかなクンは、名誉博士を授与されている。学歴は専門学校卒だったのだが、あまりの業績と研究成果などによって、東京海洋大学から名誉博士を授与された。また、すでに准教授にもなっており、圧倒的な実績を積み、魚のジャンルで大きく評価されている。