フジテレビ社長が放言「篠原涼子は美しすぎて視聴率獲れない」

デイリーニュースオンライン

写真は所属事務所HPより
写真は所属事務所HPより

 秋ドラマスタートから1か月。11月17日発売の「FLASH」(光文社)では、出演者のギャラと視聴率を比較。その費用対効果に注目している。

 ヒット作となった『下町ロケット』(TBS系)の阿部寛は250万円、新シーズンも絶好調の『相棒』(テレビ朝日系)・水谷豊(63)は第一位の350万円となっている。そして、今期、水谷に次ぐナンバー2の高額ギャラを手にしたのは、『オトナ女子』(フジテレビ)の篠原涼子(42)だ。

『オトナ女子』は、主演・篠原に1本300万円の高額ギャラを提示して、フジテレビが本気を見せたドラマだ。現実を突きつけられたアラフォー女子と、かつてフジが得意としていたトレンディドラマを批評するような独特な構造のドラマで、前評判もけして悪くなかった。

 だがふたを開けてみると、初回9.9%、2回目は9.2%、3回目にいたっては7.2%と惨憺たる結果に。二桁は確実視されていただけに、製作陣からも落胆の声が上がっている。

「あまりに美しすぎるので、イタくない」

 この結果を受けて、フジの亀山千広社長が10月23日の定例会見で『オトナ女子』の視聴率低迷について言及。

「(視聴率低迷の原因は)涼子ちゃんが、あまりに美しすぎるので、イタくない」

 と分析した。主演の篠原涼子が演じるイタいアラフォー女子が、篠原が美しすぎるせいで、そう見えないと語ったのだ。結果として、視聴率低下の原因は、ドラマの内容ではなく、篠原にあると言っているような形となってしまった。

 だがネットでは亀山社長の意見に対して、

「いや、そういうことじゃないんだよ 社長」
「決定権持ってるやつらのセンスが古くなったとは死んでも認めようとしないんだな」
「人のせいにしないでお前らの番組制作力の無さをいい加減認めろよ」

 と、視聴率低迷を篠原に押し付けた亀山社長の発言に呆れている。

 この件に関して芸能事務所関係者はこう語る。

「フジのドラマはギャラが比較的高いのですが、数字がとれない。主役を演じても数字がとれない出演者というレッテルを貼られるくらいなら、今後のことを考えて、フジのドラマを避けようという動きさえあります。とくに、今回のような出演者に非があるような発言をされたら、事務所としても見過ごせません。かねてからフジドラマへの出演を敬遠する動きはありましたが、これでいっそう加速していくでしょう」

 視聴率低迷の原因をキャストのせいにした亀山発言は、危機的状況にあるフジにとって、あまりにも軽率な発言だったようだ。

(文/タナカアツシ)

「フジテレビ社長が放言「篠原涼子は美しすぎて視聴率獲れない」」のページです。デイリーニュースオンラインは、フジテレビ女優芸能ドラマエンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る

人気キーワード一覧