年間飲酒400リットル超のワイン通が教える「使えるワイン術」 (1/3ページ)

Suzie(スージー)

年間飲酒400リットル超のワイン通が教える「使えるワイン術」

11月第3木曜日のきょう、11月19日はボジョレー・ヌーヴォーの解禁日です。ボジョレー・ヌーヴォーとはフランス・ブルゴーニュ地方のボジョレー地区で生産される赤ワインの新酒のこと。

ワインというとなんだか敷居が高いイメージもありますが、この日ばかりは別です。日本は日付変更線の関係で本国フランスよりも数時間早く解禁日が訪れることもあって、ニュースでもボジョレー・ヌーヴォーが空路で到着する様子などが報じられ、毎年大きな注目を集めます。

「でも、ワインを楽しむには知識が必要でしょ?」と思った方にこそ読んでほしいのが、『30分で一生使えるワイン術』(葉山考太郎著、ポプラ社)。年間400リットル以上のワインを飲むという筋金入りのワイン通ライターである著者が、ざっくばらんに明日のデートで使えるワイン知識を教えてくれます。

ここでは、本書からワインの価格にまつわる3つの話題を覗いてみましょう。

■価格帯で違うワインシチュエーション

ワイン=高いというイメージが先行しますが、著者の葉山氏によれば、ワインは値段によってふさわしい楽しみ方があるといいます。

ワインの価格帯にはおおまかに1,000円、3,000円、10,000円と3つの分岐点があるそう。

毎日ワインを飲みたいへヴィー・ユーザーには1,000円以下で探せばおいしいものがいくつもあるし、気軽なビストロクラスで出るのは1,000~3,000円のもの。

3,000~10,000円出せば高級フレンチで一般人がオーダーできるクラスの高級ワインが楽しめて、10,000円を超すものは10年以上の長期熟成向け。

ちなみに葉山氏おすすめの価格帯別ワインシチュエーションは、毎日飲むなら1,000円前後で濃厚なワインを、給料日には奮発して3,000円のワインを、お誕生日に思い切って1万円の高額ワインを、というもの。初心者にとってはこれだけでも心強い目安になりますね。

■セレクトは全部で1万円5本勝負を!

葉山氏は、自分の好みを探るのに手軽で楽しいワインセレクト術を提案しています。

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