中谷美紀も老け顔と健康被害に!? ヴィーガンと菜食主義のコワイ落とし穴 (3/4ページ)

デイリーニュースオンライン

ヴィーガン賛美から一転して否定の人たち

 中谷のように健康を崩し、ベジタリアン生活をやめた人は少なくない。アメリカでは、人気女性ブロガーのジョーダン・ヤンガー(25)がヴィーガン生活と決別したことが大きな話題になった。

 ヤンガーは2013年、23歳の時にヴィーガンになり、その食生活をブログやインタグラムで公開。当時は原因不明の胃の不調を感じていたが、菜食主義になった途端に改善したという。毒素が抜けて全身にエネルギーが満ち溢れてくるようにも感じたといい、そのポジティブな内容で多くの読者を集めた。

 ところが1年後、ヤンガーの健康的だった肌はオレンジ色になってシミが増加し、髪の毛は抜けてバサバサに。さらに体重が11キロも減少し、生理が来なくなったという。医師に相談したところ「オルトレキシア(健康的な食生活に執着しすぎる摂食障害)」だと診断され、2015年5月に栄養士らのアドバイスによって回復。動物性食品を食べるようになると肌の色が普通に戻って髪の毛が濃くなり、体重も元に戻ったという。

 ヤンガーは菜食主義との決別をブログで発表し、一部のヴィーガンから壮絶なバッシングを受けた。それにめげずに11月には自身の体験を綴った著書『ブレイキング・ヴィーガン』を出版。いかにバランスのいい食事が大切であるかを訴えている。

 日本でも「菜食料理人」としてヴィーガン生活を送っていた人気ブロガーの男性が、2月に「僕が菜食をやめた理由」と題した記事をブログに投稿して話題になった。男性は20代前半から約9年間にわたってヴィーガン生活を送り、マクロビオティックの専門店を開業するほどの熱の入れようだった。

 だが菜食生活5年目から大量の発汗や発疹が頻繁に起こり、さらに体臭が悪化。白砂糖を摂取していないのに虫歯になりやすくなり、風邪からの回復も遅くなった。強い空腹感や集中力の欠如をともなう「低血糖症」の症状まであらわれたという。

 その後、オーストラリアに移住した男性は急性膵炎と鉛中毒で倒れるという経験をする。健康的な食生活を送っているはずなのに体調不良の連続に悩んだ男性は医師に相談。これまで絶っていた肉や魚、卵などを取り入れた食事に変えると、やはり途端に体調が回復したという。この男性も決別後に一部の過激なヴィーガンから大バッシングされている。

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