週刊少年ジャンプ『ベストブルー』連載打ち切りの理由を考察「競泳を漫画で描く難しさ」 (1/5ページ)

デイリーニュースオンライン

週刊少年ジャンプ公式サイトより
週刊少年ジャンプ公式サイトより

 2015年の週刊少年ジャンプ52号にて、競泳漫画「ベストブルー」が打ち切り終了となりました。

「ベストブルー」は離島育ちの少年、青野拓海がテレビで見た競泳のインターハイ決勝に衝撃を受けてスイマーを目指し、都会の春雨高校に進学。そこの水泳部に入り部員と切磋琢磨したり、大会に出たりする漫画でした。

 内容的には「打ち切りやむなし」といった感はあるのですが、では、「何がどうマズかったのか?」と問われると言語化の難しい作品でもあります。そこで今回は、競泳の競技性と漫画におけるキャラクターの立て方に関して、この点を考えてみたいと思います。

 本作の流れは大雑把に4つのフェイズに分けられます。

1. 主人公、高校進学前に特訓する
2. 高校に進学し部員と出会う
3. 部内でレギュラー争いをする
4. 大会で戦う

 各々のフェイズを順を追って見ていきましょう。

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