【エロテロリスト】米軍機レーザー照射男とインリンの危険な関係

デイリーニュースオンライン

写真はオフィシャルサイトより
写真はオフィシャルサイトより

 あわや大惨事という暴挙に及んだお騒がせレーザー照射男の仰天素顔が明らかになった。

 注目を集めているのは、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の周辺上空を飛行中の米軍機にレーザー光線を照射したとして、沖縄県警が威力業務妨害容疑で逮捕した会社経営、平岡克朗容疑者(56)だ。

 同県警によれば、平岡容疑者は7月1日午後9時すぎ、自宅の駐車場から上空を飛行する海兵隊のヘリコプターに3度にわたって光線を当てた疑いがあるという。

 先月のフランス同時多発テロなど、欧米各国でイスラム国(IS)ら過激派によるテロの脅威が報じられる中での今回の逮捕劇。ただのイタズラでは済まされない危険性をはらんでいる。

「飛行中のパイロットへのレーザー照射は殺人にも等しい行為だ。夜間飛行中であれば、その危険はさらに増し、下手をすれば墜落という重大事故をも招きかねない。現に、今回の捜査に、殺人などの重大犯罪を扱う県警捜査1課が関わっている点からも事態の重大さが窺える」(捜査関係者)

漫才コンビ風に言えば「相方」

 暴挙に及んだ疑いのある平岡容疑者だが、もうひとつ、意外な顔も持っている。

「実は彼、『ヒラオカノフスキー・クラタチェンコ』という芸名で、写真家やアーティストとしても活動していたのです。芸能事務所を運営しており、『エロテロリスト』を自称し、過激グラビアで一斉を博したタレントのインリン・オブ・ジョイトイの総合プロデューサーとして知られていた」(芸能関係者)

 旧ソ連のアート様式を意識した一種独特の世界観で、インリンの写真集も作成。2人で組んだユニット「ジョイトイ」では「クラタノフ・オブ・ジョイトイ」を名乗って作詞作曲を手掛けた楽曲も発表している。

 同ユニットのホームページでは、インリンとの関係を、

「漫才コンビ風に言えば「相方」」

 と称し、「基本は写真家、+αでマルチ・アーティスト」を自称。「『インリンのM字開脚』『インリンみたいな写真・スタイリング』の元祖」と誇らしげにアピールしていた。

 平岡容疑者を知る地元関係者が語る。

「十数年前から沖縄を拠点に活動するようになり、自宅に旧ソ連風の国旗を掲げるなど、地元でもその存在感は際立っていた。宜野湾周辺の飲食店では、『インリンの社長』として有名人的扱いを受けていましたね」

 先のホームページでは、旧ソ連的価値観への傾倒を隠そうともせず、「好きな場所」に「モスクワ」「北京」を挙げたのに対し、「嫌いな物事」として「好戦的米国」を挙げるなど、反米意識を剥き出しにしている。

「2011年3月の東日本大震災以降、ますます言動が過激になっていた」(同前)

 という平岡容疑者。自身のフェイスブックには9月20日、

「打倒‼軍国主義 打倒‼拝金主義 打倒‼日米同盟」

 と書き込んでいる。

 実力行使に及んだ背景には何があったのか。動機の解明がまたれる。

(取材・文/浅間三蔵)

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