【プロ野球】日本一気の早い2016シーズンにFA権を獲得する選手

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投手としてプロ入り後に野手転向した雄平も、来季はFA権を取得予定
投手としてプロ入り後に野手転向した雄平も、来季はFA権を取得予定

 2015年も残り僅かとなり、プロ野球界はストーブリーグ真っ最中。ここまで、国内→国内のFA移籍が決まったのは以下の3選手だ。

・今江敏晃(32歳/内野手/ロッテ→楽天)
・高橋聡文(32歳/投手/中日→阪神)
・脇谷亮太(34歳/内野手/西武→巨人)

 12月21日現在、他にはFA宣言したものの、他球団から連絡がなく宙ぶらりんの木村昇吾(35歳/内野手/広島)と、メジャー入りを目指す松田宣浩(32歳/内野手/ソフトバンク)だけとなった。

 今年はやや盛り上がりを欠いた印象を拭いきれないFA国内移籍。来年は果たしてどうなるのか。少し気が早いが、来シーズンに国内FA権を獲得しそうな選手をまとめてみた(年齢は現在の年齢)。

ヤクルト
松岡健一(33歳/投手)
雄平(31歳/外野手)
川端慎吾(28歳/内野手)

巨人
長野久義(31歳/外野手)

阪神
新井良太(32歳/内野手)

広島
江草仁貴(35歳/投手)
天谷宗一郎(32歳/外野手)

中日
平田良介(27歳/外野手)

DeNA
山口俊(28歳/投手)

ソフトバンク
高谷裕亮(34歳/捕手)
長谷川勇也(31歳/外野手)
森福允彦(29歳/投手)

日本ハム
陽岱鋼(28歳/外野手)

ロッテ
根元俊一(32歳/内野手)

西武
特になし

オリックス
糸井嘉男(34歳/外野手)

楽天
特になし

 目玉となりそうなのは、平田(中日)、川端(ヤクルト)、糸井(オリックス)、山口(DeNA)あたり。

 平田は今オフも年俸を巡って球団と意見が対立しており、他球団に流出してもおかしくない。

 長谷川(ソフトバンク)は、新選手会長に就任。今季は30試合の出場に終わっており、FA権を取得するには、シーズンを通して1軍でプレーすることが必須だ。しかし、松田がメジャーに移籍すれば、貴重な戦力になるため、宣言の期待はやや薄い。

 長野(巨人)は、ドラフト2回拒否の「巨人愛」の持ち主ゆえ、残留は確実。陽岱鋼(日本ハム)は、もう1年待ってメジャー挑戦か。

 松岡(ヤクルト)、江草(広島)、森福(ソフトバンク)など、実績十分のリリーフたちも、他球団にとっては魅力的だ。特に江草と森福は今季2015年シーズンは登板機会が減っており、出番を求めての宣言もあり得る。

 ソフトバンク不動のセットアッパー・五十嵐亮太(36歳/投手)もFA権取得確実だが、今オフ、2年契約を結んだため、移籍はない見通し。

 そのほか、すでにFA権を取得している選手では、西武のエース・岸孝之(30歳/投手)が3年契約の最終年。

 巨人では村田修一(34歳/内野手)、内海哲也(33歳/投手)、西村健太朗(30歳/投手)ら、冷や飯を喰っている選手も複数年契約の最終年を迎え、一発ブチ切れFA宣言にも期待したい。

文=落合初春(おちあい・もとはる)

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