小久保監督率いる侍ジャパン“惨敗”で原監督が復帰する?「プレミア12の采配にバッシング殺到」 (2/2ページ)

アサ芸プラス

こうした状況でも監督が鹿取コーチと矢野燿大バッテリーコーチ(47)に事前から配置や環境対策について指示するような統率力があったら、例の継投ミスも起こらなかったのではないか」

 実は侍ジャパンを統括するNPBや関連会社のNPBエンタープライズには、小久保監督の解任を求める電話が各方面から鳴りやまないという。連日にわたり対応に追われる関係者はこう吐露した。

「このまま小久保体制をWBCまで“放置”しておいたら、世間の反発はシャレにならないレベルに達してしまうよ」

 その危機打開策として急浮上し始めている仰天プランがある。それこそが09年の第2回WBCで侍ジャパンの監督としてチームを連覇に導いた前巨人監督・原辰徳氏(57)を緊急再登板させる案だ。小久保監督を来年春にも解任し、新たに原氏を侍ジャパンの新監督として迎え、約1年後のWBCに向けてリスタートを切らせるべく複数のNPB幹部や球界有識者たちが調整に動きだしているというのである。NPBと密接な関係にある球界関係者が強い口調で打ち明ける。

「もともと小久保監督は地味で、スポンサー受けが悪かった。そこへ来てプレミア12の致命的な失態で日本中を敵に回したんです。次期WBCの試合中継権を欲する民放局や、スポンサーの中には広告代理店を通じて『小久保監督ではあまりにもイメージが悪すぎる』とはやばやと二の足を踏んでいるところまである。さまざまな要因が絡み、一刻も早く“知名度が高く、国際試合の大一番でも勝てる監督”への切り替えが必要となっており、その適任者こそが原さんなんです」

 くしくも、08年の北京五輪でメダルなしに終わった星野仙一監督(68)が09年の第2回WBCでも指揮することを世論が許さず、原監督の代表監督就任に進んだ経緯とかぶるのである。

「小久保監督率いる侍ジャパン“惨敗”で原監督が復帰する?「プレミア12の采配にバッシング殺到」」のページです。デイリーニュースオンラインは、小久保裕紀週刊アサヒ芸能 2015年 12/17号原辰徳侍ジャパンプロ野球エンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
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