成功者は有吉だけ? かつて大人気だった「電波少年芸人」たちの現在 (2/3ページ)

日刊大衆

相方の石本は大島がいつでも戻ってこれるようにとドロンズの名前を守り続けているが、2人の交流はあるものの、コンビ芸人として復活する可能性は低いらしい。

●チューヤン(43・謝昭仁)『アフリカ・ヨーロッパ大陸縦断ヒッチハイク』(1998年)……俳優を目指していた伊藤高史(38)とヒッチハイクの旅に出る前は香港でDJをやっていたが、ゴール後は『進ぬ!電波少年』の司会者となり、番組の企画にも参加していた。2005年2月に「父親の体調が良くないので、そばにいてあげたいと思った」ため、日本の芸能界を引退。昨年1月放送のバラエティ番組にVTR出演したとき、香港で広告会社のクリエイティブディレクターとして活躍していて、「現在の年収が60万香港ドル(約950万円)」だと語った。

 また、有吉のような超売れっ子ではないが、地道に芸能活動を続けている芸人たちもいる。

●なすび(40)『電波少年的懸賞生活』(1998年1月〜1999年4月)……衣服を全て没収され「人は懸賞だけで生きていけるか?」をテーマに100万円分当選を目指していたが、目標額を達成したあとは舞台俳優として活動していて、劇団『なす我儘(がまま)』を主宰したり、日本芸術専門学校の特別講師を務めている。また、2013年に東日本大震災で被災した故郷・福島県の復活と再生を祈願してエベレスト登山に挑戦したが、山頂から100メートル下で無念の撤退。2014年に再挑戦したが、大規模な雪崩発生により登頂を断念。2015年に再び募金で数百万円集め、3度目のエベレストに挑んだが、4月25日に発生した大地震と、氷河崩落事故の影響で断念した。

●真中瞳(36)『電波少年的ハルマゲドン2』(1999年)……1999年7の月のハルマゲドンがくるという予言に備え、生まれて初めて出逢った男と女が、ノアの方舟を埋める穴を掘りながら一緒に暮らす企画に出演していたが、相手男性との愛は芽生えずに終了。2000年にニュース番組『ニュースステーション』(テレビ朝日系)の金曜日のスポーツキャスターを担当し、ドラマ『編集王』(フジテレビ系)で女優デビュー。その後、ドラマ、映画、舞台などで活動している。2009年に芸名を東風万智子(こちまちこ)に変更した。

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