嵐に「ポストSMAP」は無理…囁かれる「賞味期限はあと5年」

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嵐に「ポストSMAP」は無理…囁かれる「賞味期限はあと5年」

 SMAPの分裂・解散騒動が収まる気配を見せない。メンバーをメインに据えていたテレビ・ラジオ局、スポンサー、代理店は対応に追われており、同時にSMAPの後釜探しに動き出している。真っ先に名前が挙がっているのが、今やジャニーズの顔ともいえる嵐だ。

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 だが、テレビ関係者は難色を示す。

「ジャニーズの中でも嵐の人気は高く、その勢いはSMAPを抜くほどと言われてきました。しかし、改めてこういう事態となって、メンバー個人の力量を冷静に見ると圧倒的にSMAPのほうが上ですね。SMAPメンバーが今の嵐の年齢の頃には、多くの主演ドラマで高視聴率を叩きだし、バラエティなどのMCも多数こなしていました。それにCD売り上げもミリオンを連発してましたから」

 たしかに月9ドラマ『ロングバケーション』『HERO』(フジテレビ系)のキムタクのヘアスタイルや着用していたジャケットは若者の間で大ブームとなった。香取の『慎吾ママ』も子どもの熱狂的な人気を獲得。SMAPには社会現象を巻き起こすカリスマ性があった。

 ポストSMAP候補の嵐ではあるが、メンバーそれぞれの実力が不安材料だと、関係者は続ける。

「リーダーの大野智は大麻疑惑や、昨年報じられた恋愛スキャンダルでかなりのイメージダウン。MC仕事が多い櫻井翔も悪くはないものの面白みがなく、もう一歩という評判。二宮和也、松本潤は演技の評価が高いですが、それも伸び悩み、近年の作品では視聴率二桁割ればかり。松本にいたっては出演作も激減しています。相葉雅紀も月9ドラマ『ようこそ、わが家へ』(フジテレビ系)で演技の評価が上がったものの、視聴率は12.5%とふるわなかった。『嵐を主演に置いても数字が取れない』それが評価です」(同関係者談)

 そして一番のネックは、「嵐の代表作の不在」だ。これは、彼らの存続にも関わる。

「SMAPには『世界に一つだけの花』や『青いイナズマ』のような代表曲、そして彼らを代表するドラマや映画が多数あります。何よりSMAPには、木村拓哉という“絶対的カリスマ”がいる。一方、残念なことに嵐には、代表作もなければカリスマ的存在もいない。メンバー全員が30代の今、この状況は厳しい。今はまだいいですが、このままでは第二のSMAPになるどころか、台頭する若手に抜かれるのは目に見えている。三代目Jソウルブラザーズのような新興勢力もあります。5年もすれば賞味期限が切れてしまうでしょう」(同前)

 嵐はSMAPの後継者として最有力候補だったが、いざ現実問題となると、後継どころか賞味期限切れの危険性もあるようだ。

(文/タナカアツシ)

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