【プロ野球】川崎宗則がカブスへ移籍決定…根っこにある”カッコよすぎる生き方” (1/2ページ)

デイリーニュースオンライン

川崎の移籍にトロントのファンは悲観に暮れている
川崎の移籍にトロントのファンは悲観に暮れている

 1月21日、トロント・ブルージェイズからFAとなっていた“ムネリン”こと川崎宗則選手が、シカゴ・カブスとマイナー契約を交わしたことが明らかになった。ブルージェイズのファンは「Nooooo Mune nooooooo!!」と悲鳴を上げる一方、“トロントの爆笑王”を獲得したカブスのファンは喜びの声を上げている。

■爆笑がとれる稀代のムードメーカー 

 メジャーリーグに挑戦して早5年。コミカルなダンスやオモシロインタビューで絶大な人気を博す川崎。今季はカブスとマイナー契約を交わし、ア・リーグからDH制(指名打者制度。投手の代わりに別選手が打席に立つ制度)のないナ・リーグに戦いの場を移す。

 このニュースに日本のファンが反応したことはもちろんだが、古巣となったブルージェイズの現地ファンからも「娘になんて説明しようかしら」「嘆かわしい日だ」と悲しむ声が出ている。さらにはなんと、トロント市長のジョン・トリーも「クラブハウスに多大なる力をもたらしてくれた。カブスでの最高の幸運を祈っている」とコメントを送っている。

 一方で喜びに包まれているのは、昨年、リーグ優勝決定シリーズにも駒を進めたカブス。今年はワールドシリーズのみならず、108年ぶりの世界一も狙う強豪だが、川崎の加入について「ラストピースが揃った」「最高の補強だ」という声が少なくない。もちろん「試合後のインタビュー、すごいの期待してる」と爆笑王としての活躍も望まれている。

「川崎の役割は『メジャーリーグ2』に出演した石橋貴明(タカ・タナカ役)のようなカンフル剤の立ち回り。チームが暗いときでも、底抜けの明るさでチームを元気づけることができます」(スポーツ業界関係者)

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