実はコーヒー2杯目以上は逆効果に!カフェイン摂取のウソホント (1/3ページ)

Suzie(スージー)

実はコーヒー2杯目以上は逆効果に!カフェイン摂取のウソホント

朝や昼の眠気ざましや、徹夜のお供に大活躍のコーヒーや栄養ドリンク。これらにカフェインが含まれていることは有名です。

たしかにカフェインを摂ると頭がすっきりする気がするかもしれませんが、実はたくさん摂っても効果はアップしないことがわかりました。それどころか、摂りすぎると体に悪影響があり、過剰な摂取は死に至るケースすらあります。

2015年12月、九州出身でガソリンスタンド勤務の日本人男性が、カフェインの過剰摂取で死亡したというニュースは記憶に新しいのではないでしょうか。

西日本新聞の記事によると、その男性は夜勤ということもあり、日常的にコーヒーやエナジードリンクなどのカフェイン入り飲料を愛飲し、カフェインタブレットも併用していたようです。

そこで、カフェイン中毒に至る可能性もあるカフェインの、適正量についてお話しします。

■カフェイン1gでも影響がある!

グレンイーグルズ病院の胃腸科博士、ルイ・ホック・フーング氏によると、1g以上のカフェインは、手の震え、頭痛、不穏、動悸や多尿などの不快な症状につながるそうです。

とはいえ、カフェインの摂取がすぐに死につながるわけではありません。カフェインの致死量は10~15g、コーヒーなら100杯を飲まない限り到達しない量です。

しかし、栄養ドリンクやカフェインの錠剤、コーヒーや紅茶など、カフェインの含まれているものを併用するのは要注意。知らず知らずのうちにたくさん摂りすぎないようにしなければいけません。

■カフェインは400mg以下に!

ルイ博士によれば、成人の1日のカフェイン推奨量は400mg以下です。飲みものごとのカフェインの摂取量の目安は以下のようになります。

・ドリップコーヒー(1杯でカフェイン80~100mg):4~5杯

・缶コーラ(1缶34mg):12缶

・カフェイン入りソフトドリンク(1缶70mg):6缶

・エナジードリンク(1缶で160mg):2缶

つまり、1日5杯以上のコーヒーはNGなのです。

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