ベッキーが”芸能界で孤立無援”に?矢口真里のケースより深刻な事態へ

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Photo by akio.takemoto
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阿蘭澄史の「芸能人は因果な商売である」

 年始早々の不倫騒動から、ついに活動休止に追い込まれたタレントのベッキー(31)。当初は不倫相手の「ゲスの極み乙女。」のボーカル・川谷絵音(27)への非難が相次ぎ、ベッキーを擁護する芸能人も少なくはなかった。だが、今となっては孤立無援状態となっている。

「当初、ベッキーは川谷とは“友人関係”であると主張したことで、芸能人や関係者も彼女を擁護するなど“被害者”としてベッキーをかばう声は多かった。騒動直後の芸能界では、川谷を『ゲス野郎』と呼ぶ声の方が大きかったのですが……」(テレビプロデューサー)

■次第に芸能界から消えた”擁護発言”

 擁護派の筆頭が、ベッキーと同じ『サンミュージックプロダクション』に所属するカンニングの竹山隆範(44)だろう。竹山は報道当初の1月9日にTwitterでこう呼びかけていた。

「あいつ本当にいい奴で俺と違って本当に真面目な奴なんで今回だけは許してあげてくんねぇ〜かなぁ〜。お願いします!」

 また、お笑いコンビ・ナインティナインの岡村隆史(45)に至っては、『岡村隆史のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)で、「しゃあない。そんな時期、あるんちゃう? うちの妹もバリバリ不倫してたし」と、身内の恥をさらしてまでベッキーを擁護した。

 ところが、この流れは文春の容赦ない続報によって断ち切られることになる。「友達として押し通す」とのやりとりだ。

「謝罪会見との二枚舌が露呈したのは脇が甘すぎるし、内容もあまりに稚拙でした。周囲にかけた迷惑を一切省みず、視聴者を小馬鹿にしてるとも受け取られかねない内容でもはやかばう余地はなくなった」(同前)

 この報道を潮目に、擁護派が多かった芸能界からも、徐々に突き放すような発言が聞かれるようになる。芸人・たむらけんじ(42)は当初、Twitterでベッキーを擁護していたが、続報を受けて、「今回の流出が本物であれば人として駄目」と一転して弱気に。女医でタレントの西川史子(44)も初めは気の毒がっていたものの、1月31日放送の『サンデー・ジャポン』(TBS系)では、「ベッキーってそんな子だったんだ」「私が言ったことは間違ってました」と擁護を撤回している。

■泥沼状況でもはや”打つ手なし”状態に?

 前出のプロデューサーが語る。

「4年ぶりの芸能活動再開が話題になっている若槻千夏(31)も、1月31日の『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』でベッキーの話題に触れていました。『(ベッキーと面識はないが)ずっと憧れていた存在』だったものの、『そこがちょっと今、言いづらくなってる』と困った様子で話していましたね。擁護派が発言を撤回したことに加え、批判が“正論”となりつつあるだけに、もはやベッキー側には打つ手なしの状況となっています」

 一方、タレントのデヴィ夫人(75)は1月8日付けのブログで「私はベッキーさんの味方」「正々堂々と交際宣言をして結ばれて下さい」と堂々援護していた。その後、発言の撤回も見られないところを見ると、現段階では唯一の“擁護派”ということになるが……。

「同じく不倫スキャンダルで芸能界から一時期干された矢口真里(33)は、なんだかんだ宮根誠司(52)や田村淳(42)のバックアップを得て復帰できました。それと比べても、ベッキーの現在の状況はどん底としか言いようがない」(前出のプロデューサー)

 矢口真里にはあれほどいた応援団も、ベッキーにはデヴィ夫人しか見当たらない。同じ不倫騒動でも世間の目は”他人の夫”を奪い取ろうとするベッキーには厳しいものがある。このままテレビから消えてしまうのか動向を見守りたい。

阿蘭澄史(あらん・すみし)
1974年滋賀県出身。フリー記者。某在京スポーツ紙の契約記者を経て、現在は週刊誌等で活躍中。主な著書に『真相!アイドル流出事件簿』(ミリオン出版)、『事務所をクビになった芸能人』(竹書房)、『芸能人のタブー』(宙出版)など。
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