清原に身の潔白を主張させつつ1200時間の追跡取材…フジテレビの報道姿勢に物議 (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

■フジテレビ出演が清原を勘違いさせた?

 逮捕2週間前の1月16日、清原容疑者は「フライデー」の取材(2月4日発売号掲載)にこう答えている。

「週末になったら、息子に会える。いまはそれだけが楽しみで、それだけを支えに生きてるわ」
「去年から(CMやテレビ出演の)仕事も入ってきて」
「将来、高校、大学で教えられるように資格(元プロ野球選手のための学生野球資格回復制度)取ろうと思てんねん」

 こうして清原に「覚せい剤を辞めなくても仕事はできる」と思わせたのは、相次いで自局の人気番組に出演させたフジテレビにも責任の一端はあるのではないか。裏では覚せい剤の使用を確信して追跡取材に1200時間もの時間を費やし、その一方では人気番組に出して身の潔白を主張させるという行為は理解に苦しむものである。フジテレビの報道機関としての姿勢に批判はまぬがれないだろう。

(文/小林翼)

「清原に身の潔白を主張させつつ1200時間の追跡取材…フジテレビの報道姿勢に物議」のページです。デイリーニュースオンラインは、逮捕清原和博覚せい剤芸能エンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る

人気キーワード一覧