まるで天空の城・ラピュタの世界!?台南の人気スポット「安平樹屋」に行ってみた。 (1/3ページ)

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まるで天空の城・ラピュタの世界!?台南の人気スポット「安平樹屋」に行ってみた。


台南市は台湾島で最も早くに開けた古都で、寺院や廟など史跡が数多く点在することから「台湾の京都」とも呼ばれ、台湾の古都として多くの人々から愛されています。

1949年に台北が首都となるまで、長い間台湾の中心地であった台南は日本統治時代の建物も多く、「古き良き日本」と台湾独自の歴史が融合した街並みは、台湾の都市のなかでも多くの旅行者を魅了する場所の1つ。

そんな台南には、廃墟と自然が織りなす姿が「ラピュタの世界」のようだと話題を集める観光スポットがあります。

それが今回ご紹介する、ガジュマルの木の生命力に圧倒される人気の観光地「安平樹屋」の絶景です。

・ラピュタのような世界観
ジブリ作品の中でも根強い人気を誇る「天空の城ラピュタ」。その世界観に似ていると話題を集める観光スポットが、台南の安平にある「安平樹屋」。観光地の格付けガイドとして有名なミシュラングリーンガイドにおいても、星2つを獲得した観光スポットで、ガジュマルの木が廃墟となった建物を飲み込むように絡みつく姿は、自然のパワーそのものを強く感じる事ができます。廃墟マニアからラピュタ好きまで、幅広い人々を虜にしてやまない壮大な景観は、台湾観光においても見逃せない観光スポットの1つではないでしょうか。

・自然と時間が作り上げた観光地
台南で観光地として人気の「安平樹屋」、実はそのそのはじまりは、たった1本のガジュマルの木から始まったとのことです。元々、イギリス商社の倉庫として建てられたレンガ造りの建物は、後に日本の製塩会社のもとに渡ることになります。第二次世界大戦中の1940年代になり日本の製塩会社が撤退し、その建物は手付かずのまま放置され廃墟となってしまいます。すると、敷地内にあった1本のガジュマルの木が建物に沿うように少しづつ成長し、月日が流れるうちに現在のような姿となったようです。

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