清原容疑者逮捕の鍵を握る…違法賭博に関わる”闇紳士”の正体

デイリーニュースオンライン

清原容疑者の周辺にノミ屋Aの存在が浮上
清原容疑者の周辺にノミ屋Aの存在が浮上

阿蘭澄史の「芸能人は因果な商売である」

 清原和博容疑者(48)の逮捕からしばらく時が経ち、入手経路を含めた全容が明らかになった。既に報じられてる通り、清原容疑者は覚せい剤が欲しくなると自ら運転する車で群馬へ出向き、地元の密売組織からインターチェンジなどでブツを譲り受けていたとされる。

 わざわざ高速道路を飛ばして買いに行くとは相当な重症ぶりだ。事情を知る関係者は、「清原さんがシャブを覚えたのは巨人時代だった」と明かす。

「巨人の時の同僚で、野村貴仁という投手からシャブをもらっていた。試合前に東京ドーム近くの喫茶店のトイレに籠もり、あぶりで使っていたとも。どっぷりハマるというほどではないにせよ、習慣づいたのはこの頃だった」

■吸引した覚醒剤の味を絶賛

 覚せい剤の味を覚えてしまった清原容疑者が本格的にのめり込んだのは引退後のことだ。選手生活というルーティーンを失った清原は、以前より強烈に欲するようになった。その入手先として暗躍したのが、Aという男だ。

 このAなる人物は都内で競馬のノミ屋(非公認で馬券を売る非合法のシノギ)として名が知られており、「非合法の仕事で逮捕されたこともあった。昨年の2月のことです。が、仲間の情報や金の出所は警察にウタわなかった(供述しなかった)。そのため、アングラの世界で信頼は置かれていた」(Aの知人)というが、彼もまた筋金入りのシャブ中だった。清原容疑者より年下ながら2人はしばし、“キメ友”として蜜月時代があったようだ。

 このAによほど心を許していたのだろう、清原は「あのネタ良かったですね」などと、覚醒剤の品質を褒めるメールを送ったこともあった。Aは他にも、清原と覚せい剤を結びつける証拠を握っていた。そうして疑心暗鬼になった清原とAとの仲がどんどん険悪になり、やがて2人は決別した。前出のAの知人が明かす。

「ある時期からAは架空の投資話を周囲に持ちかけて、金を数千万単位で引っ張ってはあれこれ言って返さない、そんな詐欺師まがいの言動をし始めた。Aは『清原がシャブやってる証拠を握っている』なんて事も言い回っていたので、脅迫されていた可能性もある。清原の逮捕情報は色んなところからもたらされていたようだが、Aに送ったメールが週刊文春に持ち込まれ、警察に渡ったとも言われている」

 たしかに清原容疑者の“シャブ疑惑”に先鞭をつけたのは週刊文春であるし、ASKAでもまったく同じことが起こった。週刊文春と警視庁組織犯罪対策5課の蜜月ぶりはあながち、ない話とも言い切れない。2年間かけ莫大な捜査費用を使ってでも追いかけ続けた当局の体制は、不確かな情報だけではとうてい組めるものではないからだ。

 清原はたしかに許されないことをしたが、あそこまでのビックネームでなければ、逮捕はなかったかもしれない。つくづく、芸能人とは因果な商売である。

阿蘭澄史(あらん・すみし)
1974年滋賀県出身。フリー記者。某在京スポーツ紙の契約記者を経て、現在は週刊誌等で活躍中。主な著書に『真相!アイドル流出事件簿』(ミリオン出版)、『事務所をクビになった芸能人』(竹書房)、『芸能人のタブー』(宙出版)など。
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