【プロ野球】広島・大瀬良はマエケンの穴を埋めることができるのか (1/2ページ)

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昨季は試合中にもかかわらず号泣した大瀬良。今季はさらなる飛躍を!
昨季は試合中にもかかわらず号泣した大瀬良。今季はさらなる飛躍を!

 年明けからの広島東洋カープの話題と言えば、なんといっても前田健太のロサンゼルス・ドジャースへの移籍だろう。確かにめでたい話ではあるのだが、それが実現したということは、同時に、昨季の前田の「29試合登板・15勝8敗」が消えてしまうことを意味する。

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■マエケンの穴を埋めるのはこの投手!

 そのぽっかりあいた「穴」を埋めるべく、大きな期待がかけられているのが大瀬良大地だ。

 各メディアのキャンプ情報でもとり上げられることが増えた今季3年目の大瀬良は、長崎日大高→九州共立大を経て、2013年秋のドラフト1位(3球団競合)で広島に入団。ルーキーイヤーは先発として、ローテーションの一角を担い、26試合に登板し10勝8敗の成績をあげ新人王に輝いた。

 その勢いで、続く2015年も先発としてシーズンに入ったが、9試合登板したところで、チーム事情もありセットアッパーに配置転換。この先発での9試合は1勝6敗で、その1勝目を上げたのも5月に入ってから。

 数字だけを見ると連日打ち込まれていたような印象を受けるが、9試合のうち5試合は自責点2以下に抑えている。つまり、味方の援護に恵まれないゲームも多かったのだ。セットアッパー転向後は、42試合に登板し、2勝2敗20ホールド2セーブで、防御率は2.76。

 昨年10月7日の対中日戦では、前田健太が中4日で登板して7回無失点の力投も、2番手で登場した大瀬良が8回に決勝点を奪われた。0対3で敗れた広島は、3年ぶりのBクラスが決定。降板直後にベンチで号泣した大瀬良は、ネット上で大きな話題となった。

 とはいえ、慣れないリリーフで、しかも主に勝ち試合の終盤というプレッシャーのかかる場面を任されていたことを考えれば、トータルではまずまずの成績と言っていいのではないか。

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