長嶋茂雄が“清原逮捕”で漏らしていた慟哭肉声!(3)引退後の清原氏を心配していた (1/2ページ)

アサ芸プラス

長嶋茂雄が“清原逮捕”で漏らしていた慟哭肉声!(3)引退後の清原氏を心配していた

「野球と違って、人生には代打もリリーフもない。自分でやるしかない。現役時代、数々のホームランを打ってきた男ですから、自分の人生でも逆転満塁ホームランを打ってもらいたい」

 逮捕の翌々日、宮崎キャンプに現れた桑田氏は囲み取材でこう清原容疑者への思いを語ったものだった。

 巨人番記者が語る。

「桑田氏は記者の質問に答えて、『よくない噂が出ているのはよくないと何度も注意した。非常に耳障りだったようで、清原からもう一切関わらないでくれと言われた』などと話していた。いくら何でも自分を美化したカッコつけ話に鼻白みましたよ。清原の人生転落の原因を作った“張本人”の一人がマスコミの前に出てきて、突き放すような発言をしたわけで、記者の間からも桑田の人間性を疑う声が上がったほどでした」

 この囲み取材の後日、桑田氏は再び巨人キャンプに姿を現す。

「会見こそ開かなかったものの、巨人球団関係者に囲まれ、清原について世間話をしていた。『キヨは巨人に来た時から(クスリを)やってたんじゃないですか』などと悪びれず口走っていた会話がチラッと聞こえてきて、ゾッとしました」(前出・巨人番記者)

 97年からは巨人では「KKコンビ復活」と騒がれたが、ベンチ裏の様子はPL学園時代とはまったく違うものだったという。

「グラウンドでは会話をしていたが、実際には桑田と清原が食事したのは1回だけだったそうです。巨人は伝統的に外様に冷たい球団なんです。生え抜き選手との間の溝は埋まらず、清原はチーム内でも浮いた存在でした。キャンプでは同じ外様の広沢克実といつもつるんで飲み歩いていた。生え抜きの選手で、清原を相手にしていたのは元木(大介)くらいでしょう」(スポーツ紙デスク)

 ミスターの肝いりで移籍したものの、思ったほどの成績も残せず「巨人病」にかかった清原容疑者は、ますますチーム内で孤立の度を深めていったという。

「欲しい欲しいと言って獲得した長嶋監督は、清原の後ろ盾となっていた。しかし目立った活躍ができなかったことで、ミスターも清原について沈黙することが多くなり、最後のほうは目も合わせなかった」(ベテラン野球記者)

 その長嶋監督も01年オフに勇退。

「長嶋茂雄が“清原逮捕”で漏らしていた慟哭肉声!(3)引退後の清原氏を心配していた」のページです。デイリーニュースオンラインは、週刊アサヒ芸能 2016年 3/10号桑田真澄長嶋茂雄清原和博エンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
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