徳永英明 開頭手術を行っていた「もやもや病とは」

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歌手の徳永英明が、「もやもや病」で手術をしていたことが、3日にホームページにて報告された。
4日の「スッキリ!!」(日本テレビ系)では、徳永の病状について放送。
「もやもや病」は、一体どういうものなのだろうか。

徳永は、2001年にも「もやもや病」を患っており、歌手活動を中断している。
その後は順調に回復し、歌手活動を続けていた。
そして2月初旬に体調不良を訴えたために医師の診断を受けたところ、再度「もやもや病」との診断が下されたことを、公式サイトで報告している。

川上脳神経外科クリニックの川上医師によると、頭の中にある、内径動脈の一番先の部分が、どんどん狭くなり、つまったりしてしまうもので原因は不明。
脳に血がいかなくなり、代償的に小さな血管が生えてくる。

その画像を見ると、タバコの煙のようにもやもやとした感じに見えることから、「もやもや病」と名付けられた。
症状は、手足が痺れたり、貧血になったりすることがあり、徳永はステージに立っているときにこの症状にみまわれている。
他にも、頭痛、けいれん、半身麻痺などの症状が出る場合もある。

発症する年齢は、5歳から10歳の子どもが多く、成人の場合だと30代から40代が多く、国が認める特定疾患であり、効果的な治療方法は見つかっていない。
また、欧米人に少なく、日本人に多いことから、遺伝子によるものではないかと言われている。

徳永の所属レコード会社によると、2月22日に左複合バイパス手術を行ったとのこと。
この病気なると、脳梗塞を発症する危険性があるため予防のためのものであり、6時間の大手術だった。

川上医師によると、この病気は、完治するものではないとのこと。
治療としては、薬で症状をおさえるか、脳梗塞発症の予防手術を行うのが一般的な方法だ。

術後の経過もよく、まもなく退院する徳永。
「おかげさまで手術も成功し現在療養させて頂いております。
関係各位の皆様にはご迷惑をおかけし
またファンの皆様にもこのような形での発表により大変心苦しく思っております。
一日でも早い復帰に向けて療養しておりますので、もう少しお待ちください」
と、HPでメッセージを綴った。

今月は療養し、来月から活動を再開する予定とされている。

「もやもや病」の発症率は年間10万人~100万に1人と言われている。
無理をせず、再び元気になって歌声を聞けることを楽しみにしている。

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