押尾学の”爆弾発言”に戦々恐々?生活苦から暴露の可能性

デイリーニュースオンライン

Photo by Kavian Borhani
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 元俳優の押尾学が、「週刊新潮」3月10日号で「今もテレビに出ている奴がいる」などと爆弾発言をして波紋を呼んでいる。

■押尾学が生活苦…貯金を切り崩す日々

 2009年8月に、六本木ヒルズで合成麻薬MDMAの使用によるホステス死亡事件に関与したとして、麻薬取締法違反や保護責任者遺棄致死罪などで逮捕された。そして実刑判決を受け、2012年3月に収監された。服役期間は最大3年6ヶ月だったが、炊事場の工場長を任されるなど模範囚として認められ、刑期を短縮して2014年12月に仮出所。その後はメディアや押尾の知人のSNSなどを通じて、出所後の元気な姿が明るみになっている。

 週刊新潮のインタビューで押尾は現状について説明。実家で家族と暮し、最低限の生活には困らないというが「毎日しんどい。お金のやりくりも、恥ずかしい話なんですが腕時計などを売って何とかしのいでいます。貯金を取り崩してもいますが、そろそろなくなってしまう」と話し、生活苦であることを明かした。

 同インタビューで押尾は、27歳当時の所属していた研音にハリウッド行きを却下されて辞めたことに対して後悔を漏らし、「事務所から貰っていた給料は月に150万円。別途でCMはギャラの半分を貰っていた。振り返れば、本当によくしてくれたんだなと思います(週刊新潮3月10日号特別ワイド「刑務所では工場長『押尾学』の『今もテレビに出ている奴がいる』」より抜粋)」と語っている。さすがに、毎月150万の給料が出ていた頃に比べれば、生活レベルが下がったと言わざるを得ないだろう。

 インタビューに応じた押尾が脚光を浴びているのは、抱えるネタの豊富さを期待されているが故のことだ。逮捕当時はエイベックス・エンタテインメントに所属して俳優業や音楽業で活躍し、人気女優の矢田亜希子と結婚していただけに、他に芸能人の薬物関与者がいるのではないかと憶測されたが、全ては闇の中に葬られていた。

 そんな押尾が「週刊新潮」のインタビュー上で、薬物関与者の存在を匂わせたのだから、当事者は気が気ではないはずだ。

 かつて浜崎あゆみの元カレ・内山麿我が、浜崎と交際当時の"ドロ沼すぎる女性関係"など暴露話を展開してテレビやメディアにひっぱりダコだった。押尾の場合は隠しているネタがまだまだたくさん残っている模様だけに、内山と同じ状況に持ち込むことはもちろん、押尾が決意すれば「テレビに出ている人」たちに爆弾を落とすこともたやすいだろう。

「押尾さんが本当に金銭的に困っているなら、週刊誌の取材費やテレビのギャラに目うつりして、矢田との結婚時代のエピソードを含め、色んな芸能ネタを小出しにして露出を増やすかもしれませんし、暴露本出版の可能性もゼロではありません。過去に付き合いのある人間は戦々恐々でしょう」(芸能関係者)

 仮釈放された際は芸能界復帰の可能性を否定していたが、押尾は今後どんな発言を繰り出すのか。発言次第では、芸能界に新たなスキャンダルの渦を生み出しそうだ。

橘カイト(たちばな・かいと)
1979年島根県生まれ。編集プロダクションを経て、フリーに。実話誌や週刊誌などで芸能関係の記事を執筆。また、民俗学などにも精通し、日本のタブーにも数多く取材。主な著書に『真相!禁忌都市伝説』(ミリオン出版)ほか多数。
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