約100年の歴史を持つレトロな鉄道スポット!台湾・彰化の歴史的観光スポット「彰化扇形庫」に行ってみた。 (1/4ページ)

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約100年の歴史を持つレトロな鉄道スポット!台湾・彰化の歴史的観光スポット「彰化扇形庫」に行ってみた。


世界ではじめて日本の新幹線技術を輸入してくれた国、台湾。

新幹線の技術をもとに作られた「台湾高速鉄道」は、2007年に無事開業し、日本が新幹線技術の輸出をするキッカケとなった事例になりました。

台湾の鉄道と日本との繋がりは現在の新幹線だけに留まりません。

それは今から100年以上前の日本統治時代にまで遡ります。

20世紀初頭、日本政府によって急速にインフラの整備が進められていた台湾では、交通や物流に欠かせない鉄道建設は重要な課題の1つで、国策として台湾における鉄道建設が推進されていました。

その結果、台湾の鉄道は大きく発展を遂げ、現在の台湾鉄道にその歴史は引き継がれています。

実はそんな歴史を色濃く感じる事ができる場所が、台湾にはたくさん存在しています。

今回は、日本統治時代の歴史的な産業遺産の1つで、世界の鉄道好きにも大人気の場所「彰化扇形庫」を紹介します。

・素朴な地方都市、彰化(しょうか)
彰化の人気の観光スポット「彰化扇形庫」。彰化は台中から電車で約15分程度の場所にあり、台中にほど近い地方都市です。発展著しい台中に比べ、彰化は昔懐かしい風情が残る街並みで、素朴な雰囲気が観光客からも人気のある地域です。

彰化といえば、あの千と千尋の神隠しでもモチーフになったプニプニの食感が面白いグルメ「バーワン」がある場所としても有名ですので、もしこの地を訪れるのであれば「バーワン」も味わってみてください。

・歴史的な鉄道スポット
日本統治時代の1922年に建設された「彰化扇形庫」は、100年近い歴史を持つ建造物です。台湾には彰化以外にも4ヶ所に扇形庫がありましたが、彰化以外のものは全て取り壊されてしまい、今では彰化が台湾で唯一現存する扇形庫となっています。

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