清原逮捕でも平常営業?芸能人も出入りする”密売レストラン”の衝撃

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清原逮捕でも平常営業?芸能人も出入りする”密売レストラン”の実態
清原逮捕でも平常営業?芸能人も出入りする”密売レストラン”の実態

 薬物に溺れる素顔が暴かれた”番長”は一体何を語るのか。警視庁組織犯罪対策5課に覚せい剤取締法違反容疑で逮捕された清原和博被告(48)が44日間の勾留を経て、3月17日に保釈された。現役時代から違法薬物の使用が疑われている清原被告の「クスリの履歴書」の中身とともに、背後にある覚せい剤の密売ルートへの注目も高まっている。

■渋谷区内に点在する“密売レストラン”

「清原被告の覚せい剤の入手先としてはすでに群馬県在住の密売人が警視庁に逮捕されている。マスコミでは『北関東ルート』などと報じられたが、彼が関わったコネクションはこれだけではない。10年以上に及ぶ長い依存歴の中で複数の密売人と接触してきている」(週刊誌記者)

 関係者によると、清原被告が関与した「密売ルート」の中には、一部夕刊紙が「大物司会者」などと報じた有名アイドルや、週刊誌が実名で伝えた大物ミュージシャンなどの有名人を顧客に抱えるものもあったとされる。

 清原被告に限らず、歌手のASKAをはじめとしてクスリ絡みの事件で逮捕される有名人は枚挙にいとまがない。芸能界に蔓延する薬物禍は巷間に広く知れ渡っているが、そうした”闇の部分”に触れられる場所がわれわれの身近にあることはあまり知られていない。

「渋谷区内には”クスリが買える店”として知られている飲食店が複数ある。そのひとつが都内有数の規模を誇るクラブの近くで営業するバーレストラン。ここのバーテンの1人が有名な売人で、コカインや大麻などをこっそり捌いている。ここにはクスリ目当てで世界的に有名な音楽グループや、紅白出場経験もあり若い女性の支持を集める人気グループのメンバーが通っているといわれています」(飲食店関係者)

 ほかにも同区内の閑静な高級住宅街にあるレストランバーも「ジャンキーの間では知られたスポット」(同前)だという。

「渋谷周辺だけでなく、六本木や西麻布界わいでも密売人が出没するスポットが増えつつある。清原被告が頻繁に通った六本木にあるバーもそうした危ない噂が絶えなかった。六本木通り周辺をうろつく黒人の集団にも密売人が混じっており、クスリの供給元の裾野は確実に広がっている。確認したところ、覚せい剤を0.1グラム3万円で販売していた。一見客にも販売しており、まるで2000年代の渋谷センター街のようだ」(捜査関係者)

 事情を知る前出の飲食店関係者は、「芸能人のジャンキーの中には、スキャンダル発覚を恐れて特定の売人からしか買わないようにしている者が多い。清原被告もそうだったが、クスリを相場の何倍もの値段で買うのもクスリ代の中に『口止め料』が含まれるからだ」と指摘する。こうした理由から、密売ルートが表に出ることはほとんどないが、その一方で堂々と店を構えている”密売レストラン”の需要も高いという。社会を不安に陥れる薬物汚染の進行は、われわれの想像よりもはるかに進んでいるようだ。

浅間三蔵
1978年、神奈川県生まれ。大学卒業後、大手新聞社に入社。社会部記者として警視庁や司法関連を担当する。震災を契機に独立し、現在はフリージャーナリストとして週刊誌などで活躍中
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