佐藤隆太だけじゃない「一人二役」が凄い実力派俳優たち

日刊大衆

佐藤隆太だけじゃない「一人二役」が凄い実力派俳優たち

 3月まで放送されていた連続ドラマ『ナオミとカナコ』(フジテレビ系)では、佐藤隆太さん(36)が見せた一人二役に注目が集まりました。佐藤さんは、エリート銀行員ながら妻に暴力を振るうDV夫役と、片言の日本語を話す純朴な中国人青年役を好演。この演じ分けに視聴者は「ギャップがいい!」「それぞれのキャラを完璧にこなしている」と絶賛。今まで熱血漢というイメージの役が多かった佐藤さんですが、「これからも見たい役がたくさんある」と評価がうなぎ登りなのです。

 そもそも一人二役ができるということは、役者として実力がある証拠です。過去にも、数々の役者さんが一人二役を見事に演じ切りました。

 小栗旬さん(33)は16年1月に公開された「織田信長が現代からタイムスリップした高校生だったら?」という設定の映画『信長協奏曲』に主演。主人公の高校生と織田信長の二役を演じました。役作りでは、現代人の高校生と織田信長というかなり異なる人間だったので、切り替えがしやすく、そこまで苦労はしなかったそう。

 クールビューティーなルックスで存在感を示す水川あさみさん(32)も一人二役を経験しています。14年に公開された映画『バイロケーション』で、突然もう一人の自分に遭遇し命を狙われるという、難しい役に挑戦しました。一人二役のシーンは映像ができ上がるまで確認できず大変だったようですが、その分手ごたえも大きく、水川さんは「この役をやれてよかった」とも語っています。

 また、仲間由紀恵さん(36)は舞台『テンペスト』で一人二役を経験しています。この作品で仲間さんは主人公の天才少女役に加え、孫寧温(そんねいおん)という名の男性に扮し「男女の一人二役」を好演。まさに、演技力の高い仲間さんだからこそ演じ分けられたと言えるでしょう。

 一人二役を演じる役者の実力が高いからこそ、違和感なく作品を楽しむことができるというもの。どのように演じ分けているかをチェックしながら作品を鑑賞するのも面白いかもしれませんね。

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