関ジャニ∞が番組を連続降板…ジャニーズ“世代交代”のウラ事情

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試練の時を迎えている関ジャニ(写真はイメージです)
試練の時を迎えている関ジャニ(写真はイメージです)

 あの関ジャニ∞が、ここへ来て苦境を迎えている。関西ならではのノリの良さやグループの結束力がファンに人気の彼らだが、仕事量が目に見えて減っているというのだ。

 まずは先日、丸山隆平(32)がレギュラーを務めていたラジオ番組『レコメン!』(文化放送)からの卒業を発表。丸山は村上信五(34)と木曜パーソナリティを担当していたが、丸山&村上コンビでの放送は3月24日をもって最終回となった。今後は後輩グループのジャニーズWESTから、中間淳太(28)と桐山照史(26)が出演するという。さながら“世代交代”だ。

■意図的に取って代わられる理由

 それだけではない。村上が横山裕(34)と木曜日にレギュラー出演していた情報番組『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)を卒業することも明らかに。その上で、今度もまた中間と桐山が新レギュラーとして加入することが先に発表されており、『ヒルナンデス』でも関ジャニ∞からメンバーが卒業、入れ違いでジャニーズWESTが入るという珍現象が起こったのだ。「もちろんこれはただの偶然ではない。ジャニーズ事務所が意図的に関ジャニ∞のレギュラーに後輩を“ねじ込んだ”といえる」と語るのは、ジャニーズに詳しいライターだ。

「何しろ、関ジャニ∞は成績不振が続いています。去年はゴールデンタイムに放送されていた冠番組『関ジャニの仕分け∞』(テレビ朝日系)が視聴率の低迷によって打ち切りに。その後、同じテレ朝で『関ジャム 完全燃SHOW』という番組がスタートしましたが、放送枠は午後11時~午前0時台にランクダウン。4月にはゴールデンの3時間特番『関ジャニ∞博物館』(TBS系)で4.9%(ビデオリサーチ調べ)を出したことも見逃せない。事務所としても、大ブレイクに至らない関ジャニ∞より、若手を押し出す方向にシフトした」

 そんな関ジャニ∞は主演ドラマの“低視聴率ぷり”も目立っている。2014年には大倉忠義(30)の『Dr.DMAT』(TBS系)が平均6.9%と大惨敗。錦戸亮(31)主演作の『ごめんね青春!』(同)も7.7%と伸びなかった。2015年は錦戸が午後11時~午前0時台の金曜ナイトドラマ『サムライせんせい』(テレ朝系)で主演を務めたものの、こちらも6.7%。とても高視聴率とはいえない数字が並んでしまっているのだ。

 前出のライターが言う。

「メンバーで生き残る可能性が強いのが、MC力にも定評がある村上でしょう。マツコ・デラックス(43)とのレギュラー『月曜から夜ふかし』(日テレ系)には濃いファンがついていますし、その仕切り力はビートたけし(69)にも褒められ、『下手したら紅白の司会者になるんじゃないかな?』とお墨付きを得ていたほど。村上がもう少しMCとして経験を積み、メンバーを引っ張る存在になれば、グループの人気に繋がると考えられます」

 主演ドラマは数字がとれず、レギュラーも“後輩に取って代わられる”という残念なポジションになってしまった関ジャニ∞。しばらくはメンバーが個々で人気を掘り起こすより、道はない。

文・橘カイト(たちばな・かいと)
※1979年島根県生まれ。編集プロダクションを経て、フリーに。週刊誌などで芸能関係の記事を執筆。また、民俗学などにも精通し、日本のタブーにも数多く取材。
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