唯一の誤算は矢口真里?絶賛相次ぐ"カップヌードル新CM"の舞台裏 (1/2ページ)
目を引く斬新なCMに定評のある日清食品グループ・カップヌードル。かつて銃を持った少年兵を登場させ、反戦を訴えるメッセージ性の強いCMを公開。一部視聴者からのクレームでこのCMは放送中止になってしまったものの、攻める姿勢が海外で大絶賛され、日清の企業理念をたたえる声が世界的に高まった。
そんな世界からも注目を集める日清食品グループが公開した新CMは、やはり攻めの姿勢を貫いている。
■スキャンダルを禁断の”パロディ化”
ビートたけし(69)が学長に扮する「OBAKA’s大学」を舞台に、小林幸子(62)、ムツゴロウ(80)、矢口真里(33)、新垣隆(45)が教授として登場する、というのが大まかな内容。既にご覧になった人も多いだろう。
ムツゴロウは生物学者教授に扮し、「噛まれて初めてわかることがあるんでね」と自虐ネタ。新垣隆は、佐村河内を彷彿させる人物と二人羽織でピアノを演奏。矢口は危機管理の権威・心理学部准教授として、不倫騒動をネタに「二兎を追う者は一兎をも得ず」と講義し、女子学生から「これ実体験だよね」と突っ込みを入れられている。
「過去のスキャンダルをパロディ化した悪ノリともいえるこのCMですが、視聴者からの評判は良好どころか大絶賛。制作サイドの狙いは当たってます。ただし、誤算だったのが矢口真里でした」
と語るのは、広告代理店社員。意欲的な作風は絶賛されているものの、矢口真里のみがネックとなっているようなのだ。