【プロ野球】若虎・江越&横田の活躍で阪神“超変革”は完結する! (1/2ページ)

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伸び盛りの2年目の若虎・江越大賀。高山俊も含めて、横田慎太郎とのレギュラー争いは続く
伸び盛りの2年目の若虎・江越大賀。高山俊も含めて、横田慎太郎とのレギュラー争いは続く

「フルスイング!」
「全力疾走!」
「ヘッドスライディング!」

 阪神タイガース・金本知憲監督が掲げる“超変革”を、そのままプレーに置き換えると、より具体的でわかりやすくなる。

 4月10日の広島戦。9回裏、4点リードされた場面にも関わらず、この3つのプレーを実行して、あきらめムードが漂う試合の流れを変えた男いた。

 2年目の若虎・江越大賀だ。

 開幕から2番打者として先発起用され続けていた横田慎太郎から、スタメンの座を奪い取って3試合目のことであった。

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■江越の著しい成長

 金本監督が監督就任早々、「右の和製大砲として期待している」と名指しでコメントしたのが江越だった。

 しかし、春季キャンプでは成長の跡を示すことができず、オープン戦途中で掛布雅之2軍監督の元に強制送還された。

 開幕にはベンチ入りしたものの、キャンプ、オープン戦と首脳陣の予想をいい意味で裏切った横田にスタメンの座を譲り、江越は悔しい思いをしていたはずだ。

 昨季はルーキーイヤーながら、56試合に出場。打率.214と思うような結果が残せず、打ちたい一心からボールゾーンの球に手を出すことが多かった。

 しかしストライクゾーンの球には、打率.327、5本塁打と、打つべき球はしっかり仕留めていた。

「狙った球は逃さない」

 江越は自らが仕留められるゾーンに来た球を上手く捉え、代打起用から数えて3打席連続本塁打、出場した試合では4試合連続本塁打を記録。4月10日から、クリーンナップの3番を任されるまでに成長している。14日のDeNA戦では、駒澤大学の後輩・今永昇太から決勝二塁打を放ったことは、記憶に新しい。

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