松岡昌宏「一番嫌いなジャニーズ」は国分太一!?

日刊大衆

松岡昌宏「一番嫌いなジャニーズ」は国分太一!?

 ジャニーズ事務所でもっとも男性ウケがいいグループといえば、TOKIOだ。今では、日本テレビを代表するプログラムのひとつとなった『ザ!鉄腕!DASH!!』も絶好調である。歌って踊って、演奏もできて、畑も耕せて、島まで作れてしまう、アイドルとして唯一無二の存在だ。5人のチームプレーや地域活性への貢献はもちろん、「人とのふれ合い」においても右に出る者はいない。

 いまでこそこんなに人情味溢れるグループだが、結成時はとにかくトガっていた。松岡昌宏のいちばん嫌いなジャニーズタレントが「国分太一だった」ことからも、いかに生意気だったか伺い知れる。

 松岡が一番最初に会ったメンバーが、その国分だったという。1989年、松岡が出身地の北海道から上京したばかりの、まだ12歳の時だ。その時の国分への第一印象が「大っ嫌い。生意気という言葉は、彼のためにある」だった。

 その日2人は、都内原宿にあった合宿所にいた。室内には、2人しかいない。国分は先に入所していたため、先輩にあたる。のちに、年齢も2歳上だったことがわかった。国分は、テレビゲームの『ファミスタ』に没頭しており、近くにいる松岡には目もくれず、視線はずっとテレビ画面に向けられていたそうだ。

 通常こういう時、合宿所の仕組みを知る先輩が気づかって、新米に話しかけるものだが、国分は松岡にまったく声をかけなかった。松岡も気にかけず、音楽を聴いていたという。その時、国分が指で「こっちへ来い」のジェスチャーをして見せた。人を見下したその表情と指先に、松岡は正直ムッとしたが、「はい?」ととぼけながら、視線を向けた。

 すると国分は「ファミスタできる?」と初めて話しかけてきた。松岡が「できます」と答えると、「やって」「はい」「いくつ?」「12です」と、不毛な対話が続く。先輩風を吹かせた国分は「へー。名前は?」と質問、「松岡です」という答えに対して、「名前、覚えてあげるよ」と言い放ったそうだ。これが、2人の最初の会話だった。

 それから27年が過ぎ、松岡いわく、「世の中で一番角が取れた人」が国分だという。昨年結婚した際、松岡からのVTRメッセージで国分が号泣したのは、そんな時代を共有したからにほかならないだろう。

 いまでこそ仲のよいTOKIOだが、そこにいたるまではいろいろな葛藤があったのかもしれない。

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