橋下徹「“月額1万円”会員制オンラインサロン」の“あれっ?”な中身 (1/2ページ)

アサ芸プラス

橋下徹「“月額1万円”会員制オンラインサロン」の“あれっ?”な中身

 政界引退を賭けた大阪都構想を実現できず、昨年末に「私人」に──。前大阪市長・橋下徹氏のことである。今春からはレギュラー番組「橋下×羽鳥の新番組」(テレビ朝日系)がスタートし、タレント活動を本格化。テレビ出演以外にも続々と活動の幅を広げているのだが‥‥。

 その活動の一つが、今年2月にインターネット上にオープンした月会費1万円のオンラインサロン「橋下徹の激辛政治経済ゼミ」である。決して安くない金額にもかかわらず、このサロンにはオープン直後から会員希望者が殺到。瞬く間に月間数百万円の利益を生み出す打ち出の小槌となった。オンラインサロンとは、無料で閲覧できるツイッターなどとは異なり、「有料会員のみが参加でき、ネット上で交流できるサイト」のこと。オープン間もなく会員登録した30代男性・A氏が言う。

「橋下さんが使っている『シナプス』というオンラインサロンサービスでは、他の会員の名前も一覧表示されるのですが、オープン直後からものすごいペースで会員数が増えていきました。サロンの説明を読むと、サイトの掲示板で橋下さんとリアルタイムで議論ができる以外にも『ここでしか聞けない話』とか『橋下さんと一緒に温泉旅館に行ける』など魅力的なフレコミばかりで、『これで1万円は安すぎる』と思って、迷わず登録しました」

 だが、程なくして、その期待は失望へと転じていった。A氏は肩を落としてこう続ける。

「正直、思っていたのとは全然違いましたね。月の半ばに実施されたオンライン議論では数百人の会員のアクセスが集中し、サーバーがダウンしたんですよ。僕も参加したんですが、ひと言も書き込めず、ガッカリしました」

 2月分の登録費用は返金され、3月からシステムを変更して再出発となった。

「会員が一定期間、橋下さんに質問をぶつけていき、後日、橋下さんが回答する『記者会見方式』に変更された。これなら有意義なやり取りができると思いました」(前出・A氏)

 だが、新たに採用されたこの方式にも「落とし穴」があったという。

「長文の質問が大量に投稿されるので、自分の質問がすっかり埋もれてしまうんです。いちおう、橋下さんから返事はもらえたんですが、たった数行だけ。

「橋下徹「“月額1万円”会員制オンラインサロン」の“あれっ?”な中身」のページです。デイリーニュースオンラインは、週刊アサヒ芸能 2016年 4/28号シナプス橋下徹の激辛政治経済ゼミオンラインサロン橋下徹エンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
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