ヴィクトリア・ベッカム、スパイス・ガールズでは居心地の悪さを感じていた

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ヴィクトリア・ベッカム、スパイス・ガールズでは居心地の悪さを感じていた
ヴィクトリア・ベッカム、スパイス・ガールズでは居心地の悪さを感じていた

 ヴィクトリア・ベッカム(42)がスパイス・ガールズ時代、常に居心地の悪さを感じていたと当時のマネージャーであるサイモン・フラー氏が明かした。

 同グループのキャリア絶頂期にマネージャーをしていたフラー氏は、ヴィクトリアが音楽を止めてファッション界に移行した時に初めて楽しみ出したとみているようだ。

「ヴィクトリアは、スパイス・ガールズを離れてデビッド・ベッカムと結婚してソロのキャリアを始めたよね。彼女はずっと居心地の悪さを感じていたんだ。スパイス・ガールズにいた頃でさえね。すごく楽しかったし、2,3年世界のトップを走っていたグループにいたんだけど、それでも居心地が悪くて仕方がなかったみたいなんだ」とロサンゼルスで開かれたビジネス・イノベーション・アワードの場で語った。

 ソロアーティストとしてもそれなりに成功していたヴィクトリアだったが、常にあったファッションへの情熱には勝てなかったようだ。フラー氏はスパイス・ガールズ解散後のエピソードも明かしている。

「スパイス・ガールズが解散した時、彼女はソロアーティストとして何曲かやったんだ。でも彼女はそれに満足していなくて、『サイモン、私はもう音楽をやりたくないの。何をしたらいいと思う?』って僕に聞いてきたよ」「それこそビジョンがはっきりするようなタイミングだったと思うね。僕はヴィクトリアが18歳の頃から知っているけど、彼女の情熱の傾けどころは常に洋服だったんだ。ポッシュ・スパイスというあだ名がついたのも、彼女がいつも一番おしゃれで、洋服のことならなんでも知っていたからだったわけだからね」「だから僕は『君はファッション業界に行くべきだよ。デザイナーになるべきさ』って言ったんだよ」と現在のデザイナーとしてのキャリアに就いたいきさつを明かした。

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