【プロ野球】トンデモない理由で途中帰国した外国人選手たち (1/2ページ)
4月26日、楽天はジョニー・ゴームズが、家庭の事情により一時帰国すると発表。メジャー162発の実績を引っさげて入団したものの、開幕からここまで18試合で打率.169だった。
家庭の事情と発表はあったものの、安部井寛チーム統括本部長は「親族に何かあったのかもしれないが、詳しい事情は不明」と説明。22日に2軍降格したばかりで何やら漂う不穏な空気……。
2年前のケビン・ユーキリス同様、そのまま来日せずトンズラ……というケースも楽天ファンは覚悟している様子だ。
再来日して頑張ってほしいと願うところだが、歴代プロ野球でトンデモない理由で帰国した選手たちをおさらいしてみよう。
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■「ゴキブリが出る」
ドン・マネー(近鉄/1984年)
トンデモ外国人を語る上で必ず登場するのがこの男。メジャー通算176本、鳴り物入りで近鉄に入団したが、当時の近鉄の貧乏ぶりは周知の通り。用意された住居はボロボロでゴキブリが大量発生。開幕から29試合で8本塁打を放っていたが、4月下旬に「耐えられない」と帰国を決意した。
面白エピソードとして語られることが多いが、妻子ともにノイローゼになっていたらしく、少々申し訳ない気持ちにもなる……。
■「頭にきた。自分を守らなければならなかった」
ブラッド・ペニー(ソフトバンク/2012年)
2006年のナ・リーグ最多勝の実績を持ちながら、近年のダメ外国人のなかでも、極めて異例な帰国外国人といえばペニーだ。
開幕5戦目で先発したが、3回1/3を6失点でKO。降板後に右肩痛を訴え、精密検査をしたものの異常なし。すると、「アメリカの病院じゃないとわからない」と言い出して一時帰国。そこでも異常はなく、渋々再来日したものの、練習場から姿を消すなど、あからさまにやる気のない行動で、5月には退団となった。
帰国直後、自身のツイッターに書き込んだのがこれだ。
It's great to be back in the states!!!!!(アメリカに帰ってこられて最高だぜ!)
開いた口が塞がらない……。そして、ペニーは米メディアに帰国の理由を聞かれ、「肩を痛めていたにも関わらず、先発で120球を投げるよう要求された。頭にきた。自分を守らなければならなかった」と語った。
64球しか投げてないだろ、と突っ込んだファンも多いはずだ。