【プロ野球】過去にはチーム迷走も?西武の”限定ユニフォーム戦”の行方 (1/2ページ)

デイリーニュースオンライン

2011年8月に配布されたグラデーション・ユニフォーム。以降、限定ユニを配布する西武の戦績はあまり良くない
2011年8月に配布されたグラデーション・ユニフォーム。以降、限定ユニを配布する西武の戦績はあまり良くない

 先日、2年連続となる「来場者全員配布ユニフォーム」の概要を発表した西武。今年はこれまでの球団カラーからすると、あまり縁のないエメラルドグリーンのユニフォームがプレゼントされることになった。

 ファンからは早くも賛否両論が出ているが、ひとまずカラーの是非は置いておいて、「このユニフォームは勝てるユニフォームなのか?」というところが気になるところ。結論から言うと、過去の配布シリーズの結果が散々だった。そこで今回は、厄払いも兼ねて、過去2回行われた特別ユニフォーム対象試合の結果を振り返ってみたい。

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■最も成績がよかった元祖・配布ユニ

 特別ユニフォーム第1弾は、2012年8月11日に配られたブルーとグリーンのグラデーションユニフォーム(写真)。

 親会社の節目の年だったことから、「西武鉄道創立100周年記念シリーズ」と銘打って、ファンからデザインを公募。選考の結果、このユニフォームに決まり、炭谷銀仁朗と現オリックスの中島宏之がポスターのモデルになった。

 着用したのは配布日の8月11日と12日の日本ハム戦、17~19日の楽天戦。配布日こそ負けたものの、その後は4連勝で、楽天相手にシーズン初の同一カード3連勝を達成するなど、ゲンのいいユニフォームだったことで、今なお好印象を持つファンが多い。

 ちなみにモデルの2人だが、中島は4試合でヒット1本(1試合欠場)、炭谷は18日こそ猛打賞だったものの、配布日は2打席目に代打を出されるなど散々だった。

■ジャングルの中を迷走……

 第2弾は2013年の「ジャングル大帝ユニフォーム」。これはファンクラブ会員限定なので、厳密に言うと「配布」ではないのだが、特別ユニフォームということで触れておきたい。

 西武のマスコット・レオと言えば、手塚治虫氏が生みの親。ということで、ジャングルをイメージしたゼブラ柄にレオを忍ばせたユニフォームを製作した。

 着用は8月12~14日のオリックス戦と、15~17日の日本ハム戦の6連戦。気になる結果はというと……、1勝2敗3引き分けという煮え切らないものに。

 またモデルは木村文紀と、今回も炭谷を起用。この時は炭谷こそホームランを打ったものの、木村に至っては直前に2軍落ちしており、着ることすらできずという始末。

 ロッテの“弁当の呪い”ならぬ、“特別ユニフォームの呪い”か。

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