【プロ野球】球界きっての個性派・井川慶の変人すぎる伝説エピソード (1/2ページ)
昨オフ、オリックスを自由契約となり、自主トレに励みながら現役続行を目指す井川慶(36)が関西・ベースボールファーストリーグ(BFL)の兵庫ブルーサンダースに加入する方向であると報じられた。
井川といえば、日米で数々の“変人伝説”を残してきた男。四国アイランドリーグplusでもルートインBCリーグでもなく、第3勢力のBFL。彼をよく知るファンであれば、思わずニヤリとしてしまう変わり者ぶりを今も発揮している。
そこで今回、井川の新天地での活躍を願い、“男・井川慶”の伝説的なエピソードを紹介しよう。
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■自転車をかっ飛ばし足腰を鍛える
水戸商時代、川口知哉(元オリックス)、能見篤史(阪神)と並んで、「高校生左腕三羽ガラス」の異名をとった井川。甲子園出場がなくともドラフト2位で指名され、その実力はかなり高かった。
井川といえば、ドッシリとした太もも・腰がストロングポイントだが、実は高校時代の自転車通学によって鍛えられたものだという。
井川は実家の大洗町から学校がある水戸市までの片道約15キロを自転車で通っていたが、マイペースな性格で気づけば時間ギリギリということもしばしば……。そのたびにママチャリをかっ飛ばし、ほぼ「立ちこぎ」で走破していたのだ!
さらに自転車エピソードは他にも。2013年のオリックス時代、キャンプ地の宮古島で井川は減量を兼ねた自転車通勤を開始。「気持ちいいから」と宿舎から球場間をホテルのレンタサイクルで通いだした井川だったが、ある日突然自転車がママチャリがロードバイクに大変身。
ママチャリに乗るプロ野球選手を見かねた地元ファンが「これに乗れ」とロードバイクを貸してくれたのだった……!