【プロ野球】梨田・楽天の”投壊の原因と背景”はどこにあるのか? (1/2ページ)

デイリーニュースオンライン

交流戦突入とはいえ、パ・リーグ最下位に沈む楽天。その理由の一端は、ドラフト戦略にあった?
交流戦突入とはいえ、パ・リーグ最下位に沈む楽天。その理由の一端は、ドラフト戦略にあった?

 開幕当初、下馬評を覆す躍進をみせた楽天。一時は首位も、その座を明け渡した4月12日以降は8勝26敗1分、勝率.235と失速。5月30日現在、3位とのゲーム差も8.5と大きく離され、最下位だ。

 新指揮官に梨田昌孝監督を迎え3年ぶりAクラスを目指すはずが、苦しい戦いを余儀なくされている。

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■田中将大の退団後遺症で苦しむチーム事情

 その原因の1つが投壊だ。チーム防御率4.71はリーグ5位。特に救援防御率が酷い。5.96は両リーグ最下位だ。背景には、いまだに埋まらない田中将大(ヤンキース)の穴と、近年のドラフト、育成戦略の失敗がありそうだ。

 2011年以降、楽天は田中の将来的なMLB挑戦を視野に入れ、ドラフトで育成含む投手19人を獲得した(三好匠のように入団後の野手転向例は除く)。彼らの現在地を見ると、楽天がなぜ苦しむのか、把握することができる。

 その顔ぶれをご確認頂きたい。

2011年
1位:武藤好貴(JR北海道)
2位:釜田佳直(金沢高)

2012年
1位:森雄大(東福岡高)
2位:則本昂大(三重中京大)
3位:大塚尚仁(九州学院高)
育成1位 宮川将(大阪体育大)

2013年
1位:松井裕樹(桐光学園高)
3位:濱矢廣大(Honda鈴鹿)
4位:古川侑利(有田工業高)
5位:西宮悠介(横浜商科大)
6位:横山貴明(早稲田大)
7位:相原和友(七十七銀行)
8位:相沢晋(日本製紙石巻)
9位:今野龍太(岩出山高)

2014年
1位:安樂智大(済美高)
2位:小野郁(西日本短期大学附属高)
5位:入野貴大(徳島インディゴソックス)
6位:加藤正志(JR東日本東北)

2015年
5位:石橋良太(Honda)

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