有吉弘行にバナナ設楽、付き人時代の「信じられない珍エピソード」 (2/2ページ)

日刊大衆



 司会や役者としても活躍している、バナナマンの設楽統(43)は高校卒業後、西武鉄道に就職して西武池袋線の小手指駅の駅員として働いていたのだが、約半年で退職。フリーター生活をしているうちにお笑い芸人を目指すようになり、父親の友人の紹介でコント赤信号の渡辺正行(60)の付き人になった。朝、家に行って起こしたり、風呂の準備をしたり、その日に着る服を出すなど、身の回りの世話のほか、渡辺がお笑いタレントの山田邦子(55)から買った高級自動車、セドリックのリムジンも運転していたらしい。ところが、「(車体が長いから)お前気をつけてやりなよ」と注意したにもかかわらず、いきなり初日にぶつけてしまい、横っ腹を凹ませてしまったそうだ。

 また俳優の椎名桔平(51)は長い下積み生活を経験していて、その間、俳優の寺田農(73)の付き人をしていた時期がある。椎名は大学時代、サッカー部に所属。1年の後半にはレギュラーでピッチに立つようになっていたが、スポーツメーカーのCMに出演したことがサッカー協会にバレ、アマチュア規定に抵触したことから半年間の謹慎処分を受けてしまう。これをキッカケに芸能界を目指すことになった椎名は、21歳の時に先輩が経営するスナックで寺田と知り合い、お互いが大のサッカー好きということで意気投合。「付き人は2年もやれば、現場のこともわかる」と言われ、大学を卒業する頃まで世話になっていたそうだ。

 付き人は師匠に寄り添い、人目につくことはないが、いつかブレイクするんだという、粘り強い気持ちがなければ務まらないのだそうだ。当然、成功した弟子の裏には、挫折した多くの若者たちがいるのだ。

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