今月2日、女優の平愛梨（31）が自身のブログで、サッカー日本代表DFの長友佑都（29）と結婚を前提にした交際を発表した。妊娠はしていないと否定したうえで、遠距離恋愛でありながら心の距離を縮めていると明かした。

　また平の発表を受けて、国際親善大会キリンカップを控え合宿中であった長友も、「大切な人です」と笑顔で交際を宣言。具体的な結婚の時期などについては決まっていないと語ったものの、「彼女は自分にとってのアモーレ、愛する人です」と照れながら話すなど、そのアツアツぶりを披露している。

　長友の試合を観戦している平の様子も報じられており、ハートマークでサインを送りあうなど、見ている方が恥ずかしくなるようなほほえましい様子の二人だが、今回の交際の背景には、平の「天然ぶり」が炸裂しているようだ。

「そもそも平の天然な性格は有名です。過去にも出演番組したで突然泣き出したり、空気を読めない素のリアクションで共演者や視聴者を驚かせてきました」（芸能関係者）

　今回のきっかけも、急きょ平が長友と二人で食事に行くことになった際、長友が「（店まで）俺についてきて」と発した言葉を平が勘違したことが発端と言われている。極度の人見知りという平は、長友との会話に話題が事欠かないように占いの本やトランプを持ち込んだというほどだ。そのズレた用意周到さも、「天然ゆえ」の魅力なのかもしれない。

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■業界内からも好感度が高い平の素顔

　今回の交際報道を受けて、芸能界からも祝福の声が上がっている。2人の縁を取り持つために尽力したピン芸人の三瓶（39）や、平が親しくしているキャイ～ンの天野ひろゆき（46）率いる「天野会」の面々に祝杯をあげられた様子が、平のブログで報告されている。

　また、お笑いコンビ・おぎやはぎの二人も自身のラジオ番組にて、「（平は）普通にご飯食べに行く機会があったら好きになっちゃうよね」「いい子だもん。不思議とこの業界にいる割には」とコメントし、平の魅力について語っている。

　さらに「芸人経由の紹介って嫌な感じがするけど、三瓶だから嫌な感じがしない」と、三瓶の素朴な人柄を評価していることも含め、平と長友を「応援したくなるカップル」と、二人を繋いだ紹介者が三瓶だったことも功を奏したようだ。空気を読めない言動で場を凍りつかせることもある平であるが、その純粋さが業界内では高評価なのだ。

　年始から不倫に関する報道が芸能界を賑わせるなか、久しぶりのほっこりとした話題ということもにプラスして、平の人柄が祝福ムードを増大させているのかもしれない。

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文・阿蘭澄史（あらん・すみし）

※1974年滋賀県出身。フリー記者。某在京スポーツ紙の契約記者を経て、現在は週刊誌等で活躍中。主な著書に『真相！アイドル流出事件簿』（ミリオン出版）、『事務所をクビになった芸能人』（竹書房）、『芸能人のタブー』（宙出版）など。