AKB48で内部亀裂?指原莉乃と渡辺麻友の隠しきれない”不仲”

デイリーニュースオンライン

写真は「HKT48 公式トレカ 74億分の1の君へ ポケットスクールカレンダー」より
写真は「HKT48 公式トレカ 74億分の1の君へ ポケットスクールカレンダー」より

 AKB48の総選挙に向けて、メンバーたちがバチバチ火花を散らせているが、なかでも指原莉乃(23)と渡辺麻友(22)とのガチンコ対決が注目を集めている。

 渡辺は今月1日に都内で行われた『AKB48 選抜総選挙ミュージアム』のオープニングセレモニーに登場。その際、総選挙への目標について「1位へ返り咲き!」と大きく書かれたボートを掲げ、「リベンジで1位しか見えていない」と、昨年3位の実績をかみしめてコメントした。加えて、昨年1位を獲得した指原に対しては「さっしーが全メンバーの敵」「票数が1人だけおかしい」「打倒さっしー」と闘志をむき出しにした発言で、指原に宣戦布告する一面を見せた。

 渡辺は「敵」との発言に焦って「ライバル」と訂正したが、圧倒的な票数の差を「おかしい」と発言したことに関しては、票操作に関して触れたのではないかと疑問視する声も上がっている。

 打倒指原に向けて意気込みを語った渡辺だが、その発言を受けてか指原が当日Twitterを更新。渡辺の「敵」という言葉に反応したようで、「私はみんなの敵だから仕方ないのかな。。。」と、やや傷心気味なツイートが投稿された。

 この一連のやりとりに、渡辺と指原の両ファンが反応。「『みんなの敵』はさすがにまゆゆ言い過ぎだろ」「指原も同情を誘うようなこと言わなきゃいのに」と双方を援護・非難する声が寄せられ、賛否両論を巻き起こしている。首位が期待される両者なだけに、ファンも気が気でないようだ。

■「善玉」の渡辺と「悪玉」の指原というプロレス構図

 そんな渡辺と指原のやりとりをみて、まるでプロレスを連想させるようだと関係者は語る。

「まさに演出と本音が入り混じったプロレスさながらの対決でしょう。かつてはこのポジションを、前田敦子(24)と大島優子(27)が担当していました。今回の総選挙ではそれ以上の盛り上がりを見せるかもしれませんね」(アイドルライター)

 AKBのエースとして首位争いを盛り上げていた前田と大島であるが、その構図は「不器用で努力型の健気な前田」と、「ネアカで天性の芸能人気質を持つ大島」という、タイプの異なる月と太陽のようなイメージがあった。しかし今回の渡辺と指原に関しては、「アイドルの掟を忠実に守る正統派タイプの渡辺」と「スキャンダルにも屈しない型破りな指原」という、まさに善玉と悪玉を彷彿とさせるプロレスそのものだ。

「こうした部分がより色濃く見えるのは、ここ最近の渡辺の言動にも見て取れます。以前出演した番組で渡辺が発した『(AKBは)真面目な子が損するような世界』という言葉には、自らは正統派アイドルだと自認する要素が凝縮されているのではないでしょうか」(前出・ライター)

 渡辺も指原もアイドルという職業柄、多少自身のキャラクターを誇張する部分はあるのだろう。ただ、あからさまに火花を散らしている様子に、演出なのか本気なのかがわからなくなってくるファンも少なからずいるようだ。

 前田・大島に続く、次世代エースの存在であることに違いない渡辺と指原であるが、新たなライバル伝説として、AKBの歴史に名を刻むことはできるのだろうか。

文・橘カイト(たちばな・かいと)
※1979年島根県生まれ。編集プロダクションを経て、フリーに。週刊誌などで芸能関係の記事を執筆。また、民俗学などにも精通し、日本のタブーにも数多く取材。主な著書に『真相!禁忌都市伝説』(ミリオン出版)ほか多数。
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