【プロ野球】世界記録を達成したイチローの三塁打数とNPB歴代トップ3 (1/2ページ)

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イチローの三塁打数から振り返る、NPB三塁打歴代トップ3
イチローの三塁打数から振り返る、NPB三塁打歴代トップ3

 ピート・ローズの歴代最多4256安打をさらりと更新してみせたイチロー。日米通算はあくまでも参考記録。それでも、日本だけでなくアメリカのファンもこれほどまでにざわつかせるのだから、その存在感が何よりのスターの証だ。

 さて、日米通算であれば、もうひとつ、頂上目前に迫っている大記録がある。それが、福本豊(元阪急)の持つ「通算三塁打115本」の記録更新だ。

 現在、イチローの三塁打本数は日米通算で「114」(NPB:23本、MLB:119本 ※2015年終了時点。今季はまだ三塁打0)。世界の福本を超え、日本人選手歴代1位まであと1本なのだ。

 この「通算三塁打記録」。NPB単独では過去、たった3人しか100本以上を記録していない。そんな偉大なBIG3をこの機会に今一度振り返っておこう。

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■福本豊(阪急):115本

(実働20年/2401試合/8745打数)

 王貞治の868本塁打。金田正一の400勝。このふたつの大記録と並んで「NPBのアンタッチャブル・レコード」といわれる歴代1065盗塁、シーズン106盗塁の大記録打ち立てた福本豊。そんな福本が持つ、もうひとつのNPB最高記録が「通算三塁打115本」だ。

 福本豊といえば、盗塁数が示す「走り屋」というイメージがある。もちろん、そんな「足」がなければ三塁打にはならないが、同時に、非力なバッターであっても三塁打数は増えない。身長168センチの小さな体とは思えないフルスイングを信条としたからこそ、これだけの数の三塁打を放つことができたわけだ。

 そんな福本の打撃スタイルに大きな影響を与えたのが西本幸雄監督。新人時代、「せこいバッティングするな。思い切り振り抜け」という叱責を西本監督から浴びたことで、ただ当てるのではなく、振り抜くスイングを身につけることができたのだ。

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