裏切りの“シャブ&不倫”に衝撃が走った。覚せい剤取締法違反などの疑いで逮捕された元俳優の高知東生容疑者（51）。昨年、妻での高島礼子（51）の義父の介護を理由に芸能界を引退したが、清原和博と同様に、ただれた薬物と色恋の世界に溺れていたようだ。

「これで終わりではない。捜査当局は芸能界に巣食う薬物ルートの解明に向けて、さらに捜査を進める方針だ」（大手紙社会部記者）

　そんななか、注目を集めているのが高知容疑者のお相手だ。横浜市のラブホテルで逮捕された五十川敦子容疑者（33）の存在である。どんな女なのか。

「横浜市内で歯科医院を経営する父親を持つ近所でも有名なお嬢様だった。鎌倉のお嬢様学校に通っていたが、その頃から派手に遊び回っていたようだ。20代からレースクイーンの仕事を始め、高知とはおよそ10年にパーティーで知り合っていた」（週刊誌記者）

■サンタ服にメイドの格好で「ドS服似合う」

　五十川容疑者が2006年6月からスタートしたブログでは、レースクイーンとしての日常を綴っていた。公開しているプロフィールによれば、身長164センチでB88W56H88の豊満ボディーの持ち主。 ファンサービスの一環なのか、

《自分で言うのもアレだけど結構ドS服似合うの》

　のコメントとともに、サンタ姿や、メイド服などさまざまなコスプレも披露していた。

　逮捕直前までは、横浜市中区の「地元では最もランクの高い」（地元事情通）とされる最高級クラブでホステスとして勤務していた。仕事柄、高知容疑者以外にも多くのVIPや有名人と親交があったもようで、捜査関係者はその交友関係にも関心を寄せている。

「かなり派手に遊んでいたようで、すでに引退した大物アスリートとの親密な関係も取り沙汰れている。ジャニーズ系アイドルと肉体関係があったとも。さらに、一部では『首長経験もある元衆院議員の愛人だった』との噂も出ていた。複数の男性との関わりの中でシャブが共有されていた可能性も否定できない」（前出・記者）

　五十川容疑者は、2010年12月に自身のブログに、《「もう考えるの面倒！やりたい事やっちゃえ！」って思ったら楽になれて》と書き込んでいる。クスリの誘惑に抗えなかった心の叫びだったのか。ヤク中ホステスの闇の解明がまたれる。

文・橘カイト（たちばな・かいと）

※1979年島根県生まれ。編集プロダクションを経て、フリーに。週刊誌などで芸能関係の記事を執筆。また、民俗学などにも精通し、日本のタブーにも数多く取材。主な著書に『真相！禁忌都市伝説』（ミリオン出版）ほか多数。