【プロ野球】育成出身の大田阿斗里、園部聡はオリックスを救えるか? (1/2ページ)

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育成から這い上がる大田阿斗里、園部聡はオリックスを救えるか!?
育成から這い上がる大田阿斗里、園部聡はオリックスを救えるか!?

■テストから這い上がった大田阿斗里

 6月24日、育成選手だった大田阿斗里が支配下選手登録された。背番号は98。悪夢のような交流戦を終え、最下位に沈むオリックス。大田はそんなチームへのカンフル剤となるのだろうか。

 大田は帝京高時代、3季連続で甲子園に出場。センバツ大会では20奪三振、完投勝利を記録した。2007年の高校生ドラフト3位で指名され、横浜に入団。登録名を「阿斗里」とした。

 入団後、イースタン・リーグで先発を中心に登板。1軍での登板機会もあったが、なかなか勝てないでいた。登録名を本名に変えた2013年に初勝利。その年はリリーフとして38試合に登板、2勝4敗5ホールド、防御率3.72の成績を残した。しかし、そこをピークに成績が伸ばせず、2015年にDeNAを戦力外になってしまう。

 そんな大田に目をつけたのがオリックス。宮崎キャンプに参加させテストを行った。背番号のないユニフォームで実践形式の登板を何度か行い、見事に合格。育成選手として契約することとなった。

 その後、ウエスタン・リーグの試合に出場し、結果を残した大田はついに支配下選手を勝ち取った。大田は球団に感謝の意を表し、チームに貢献したいと決意した。

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■育成から躍進した代表格・原口文仁

 育成選手から支配下登録され、活躍した選手といえば、阪神の原口文仁だ。原口も支配下選手から育成選手契約になり、そこからまた支配下選手に這い上がった選手。今季、1軍に登録されてからの大活躍は目を見張るものがある。月間MVPを獲得し、オールスターのファン投票では、セ・リーグ捕手部門2位の17万票を獲得している。シンデレラストーリーといっていいだろう。

 その原口と大田は同じ帝京高出身。原口は大田より2学年下である。後輩の活躍に大田も奮起したのではないだろうか。

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