【プロ野球】夏に強い男・筒香嘉智率いるDeNA打撃陣が絶好調! (1/2ページ)
横浜高の4番打者として甲子園で大暴れした2008年夏の筒香嘉智。その姿は、高校野球ファンにはまだ記憶に新しいところだろう。
現在、夏の甲子園の出場をかけた地方大会が始まっているが、プロ野球のシーズンも後半戦に向けて夏真っ盛り。夏に強い筒香が、ますます絶好調だ。
7月3日の広島戦では敗戦を喫したものの、筒香は18、19号本塁打を右左両翼に叩き込んだ。驚異的なペースで本塁打を量産するヤクルト・山田哲人の陰に隠れがちだが、日本の4番を期待される男がさらに自己記録を塗り替えようとしている。
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■以前は背番号「8」だった!?
今となっては、DeNAの4番は「背番号25・レフト・筒香」と認識されている。しかし、入団当初の筒香の背番号は「55」。翌年、1ケタ台の「8」になったのだが、そのとき背番号「25」を背負っていたのは、4番を務めていた村田修一だった。
村田が退団したあと、筒香は将来の主砲候補としての期待を込めて背番号「25」を託されたのだ。
■スイッチヒッターで三塁手
高校時代の筒香は腰痛に悩まされたこともあり、一時期はスイッチヒッターにも挑戦していた。意外にも、プロ契約時はスイッチヒッターで登録されている。もちろんプロでは、これまで右打席での出場記録はない。
また、守備でも当初のポジションは三塁手。しかし、中村紀洋やバルディリスが守る三塁では出場機会に恵まれず、左翼へコンバートされている。